太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

nosh おまかせ定期便のジョブは意思力消費の極小化なので「スマートいらないメニューリスト」が欲しい

WILLPOWER 意志力の科学

冷凍宅食サブスクリプションに転向

バイタル改善の治験結果を元に設けた糖質30g ・塩分2.5g以下の栄養価基で、全メニューを自社の工場で調理しています。 ISO 9001国際規格に準じて品質管理に努めています。

 すでに一通りの話題になっている冷凍宅食サブスクリプションの nosh 。800〜1,000円以上になりがちな低糖質低塩分系の宅配弁当の中では相対的に安いし、そこそこ美味くて腹八分目が実現できる食品としての良さがあるのは前提として想像以上に意思力や時間の消費が抑えられるようになったと感じた。

 実際的には、金芽米もち麦、鶏胸肉、卵、納豆、根菜、漬物、乾物、缶詰、冷凍野菜などをネットスーパーの購入履歴から惰性的に注文して、その日の気分で炊飯器とホットクッカーに分け入れてスイッチを押しているだけだ。

 ここまでは簡単になっていたしそこまでの問題は無かったのだけど、ひとり用に作っているとネットスーパーにある食材が頻繁に価格を変えてきたり、消費実績や見込みを織り込みながら送料無料になるように買い物していくことに思ったよりも意思力や時間を消費するようになっていた。

 作るにしても味が濃くなっていったり、一食に食べる量がブレたり、次の日に残ったり、反動で家系ラーメンが無性に食べたくなるという問題がないわけでもなかった。さらには夏場に生ゴミをあまり出したくないなと思っていたところで、ホットクッカーが壊れたのを契機に冷凍宅食サブスクリプションを試していた。

食事のメニューが勝手に決まって宅配される快適さ

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 nosh を続けたいと思う1番の理由は豊富なメニューとおまかせ定期便の存在だった。「おまかせ定期便」を設定しておくと指定間隔に指定個数のメニューから苦手食材を除いてランダムに選んで配送してくれる。また配送の4日前までならスキップしたりメニューをひとつひとつ変更可能。自分の場合は1週間に10個送ってもらっているのだけど、現在44種類のメニューから10個も選ぶのは面倒だけど、毎回同じ10個になるのも味気ない。

 これが勝手に決まっていくのは本当に心地よい。これまでは栄養価を考えながら、買い物、料理、保存、後片付け、生ゴミ処理などの面倒さがあったのはもちろんとして、メニューを決めることに想像以上に意思力や面倒さを感じていたのだと改めて感じた。勝手に届く冷凍宅食を時間に合わせてレンジアップして、卵かけ麦ご飯と減塩インスタント味噌汁を用意すれば。毎回違う多品目でそこそこ美味い食事ができて、栄養の辻褄も合う快適さ。以前までの箱は嵩張ると不評だったが紙製の小型箱にリニューアルされたので冷凍庫にも入れやすいし、捨てるのも簡単だ。

消費者が商品を買う際には、何か目的があるはずだ。つまり、消費者はやり遂げたい「ジョブ」があり、そのジョブを解決するために商品を“雇用”しているとクリステンセンは説く。そのジョブが発生する状況こそが商品購入の鍵となる。

 自分が冷凍宅食サブスクリプションに求めていた本当のジョブはメニューを勝手に決めてくれることだったのだと体験を通じて気がついた。ちなみに Uber Eats が代行しているのは移動ではなく着替えの代行である。「自分の場合は」だけれども。

意思力は一定なので全てを完璧にしようとしない

 もともと朝は食べないのと冷凍庫のキャバ的に1週間10食配達にして、残りの4食はレトルトカレーや外食の余地を作る運用がよさそうではあるが、本当は12食プランも欲しい。追加でプロテインマルチビタミン&ミネラルも飲むようにしている。

・意志力の源泉は一つだけで、そのエネルギー量には限りがある。
・意志力をすぐ強くできる方法がある。
・大切なのは、いかに意志力を温存し、使わないようにできるかだ。

 ここのところで、仕事や生活の個々の物事に意思力を使いすぎていたようにも感じるし、同じような食事をし続けることによるメンタルへの影響も馬鹿にはできない気もしている。しばらくは食事についてのメモリ解放とデフラグをしたい。食事の準備や片付けがすぐに終わるので昼休み中に昼寝や瞑想などができるのも良い。

スマートいらないメニューリストがあればさらに自動化

 つけ加えるとメニューのブラックリスト、カロリー上限設定、除外食材:米がほしい。食べてみてリピはないと思うメニューはでてくるし、不人気なメニューのシグナルはメニューの入れ替えにも参考になるだろう。nosh を使うなら可能な限り350kcalだとか400kcal以下のメニューにしたいし、わずかにあるご飯ものメニューは単品では満足できない量だし炊飯ルーティンが崩れる。

 nosh は糖質と塩分は気にしているのに脂質制限にはルーズで 550kcal を超えてくるようなメニューもある。そもそも冷凍なのであまりに脂の多いメニューは選びたくないし、自分の場合は糖質制限よりもカロリー制限を気にしているので、設定カロリー以上のメニューは自動除外しておきたいところだ。そもそものメニュー設計の段階で考えて欲しくもあるけれどコッテリしたものを食べたい人もいるのだろう。

 ホワイトリストブラックリストさえ手動設定可能にできれば高カロリーなメニューを除外できるだけど、新メニューが毎週2食追加(入れ替え)されていくので、それらを毎回チェックするのではなく「条件」を予め指定しておきたい。 Apple Music には特定の指定条件に合う音楽を探してきてプレイリストを自動更新するスマートプレイリストという機能があるのだけど、サブスクリプション時代においては非常に有用な機能となる。

 これは食べ物や音楽に限らず、本の検索にも必要なだと感じている。自分の特定のジャンルやレコメンドされたものだけを読みたいのではなく、特定の著者やジャンルの本は読む必要がないと思っているのだけなのだ。それはさておき、食事に必要となる意思力を最小化しつつ、身体と心に満足を与えることができるのはなかなか良いと感じている。