あすけんで食事記録
あすけんとは食事内容を記録していくと栄養バランスのグラフやアドバイスが表示されるアプリである。岡田斗司夫のレコーディングダイエットのような効果と不足している栄養がわかるのが便利だし、あすけんの女から褒められたい。
自炊するようになってから材料と分量を入力していくのが煩雑すぎてやめてしまったのだけど、最近は nosh とベースブレッドとプロテインが基本になってきたこともあり、あすけんの入力も再開するようになった。
このような食事形態は献立や買い物や料理や洗い物がなくなるとともに栄養素が定量化しやすいメリットもある。すでに栄養データがアプリに登録してあるので、検索して選ぶだけで各種栄養素が入力されていく。入力された栄養素は iPhone のヘルスケアアプリとも連動しているため、体重・体脂肪・消費カロリーなどとも一元管理できる。
事後記録をするよりも事前宣言で制約と誓約を課す
食事を記録することを続けていただのけど、あすけんの女から怒られたり、アドバイスをもらっても明日から頑張ろうとなるだけだし、家系ラーメンご飯大盛りやポテトチップスを記録してスコアが壊滅的になっても後悔先立たずで取り消すことはできない。
なので、朝のうちに欲望ベースで食事を入力してスコアが壊滅したことを確認して、少しでもマシになるように未来の食事の制約を組み立てて、それでも失敗したら翌日の運動や食事制限の追加を誓約することに意味があるのではないかと思えてきた。『HUNTER×HUNTER』でいうところの制約と誓約だ。
事前の制約を満たしていく快感と簡単に制御される自分
食事予定を先に記録をしておいて、一日が終わる前に振り返ると予定と実績の差分が出てくる。ラーメンを我慢できずに実績を編集したり、間食や飲酒などを追加入力していく面倒さと罪悪感が抑止力になるし、制約を破ったのであれば消費カロリー量のノルマを例えば300kcal増やすといった誓約を課すことできる。
またサプリメントやプロテインの予定を先に記録しておくことで、飲み忘れも検知しやすい。なるべくタイムリーに飲みたいが全く飲まない日を作ってしまうよりはマシだろう。余計なものは抑止して、必要なものは忘れない。 制約を満たしていくこと自体への快感もある。
あすけん。記録として使うよりも朝に1日の食事予定を制約して、その通りに過ごすと誓約することで余計な間食とか防げる。からの家系ラーメンの背徳感最高
— 池田仮名 (@bulldra) 2021年9月18日
現実の自分は家系ラーメンを食べる予定がなかったので食べなかったし、飲酒をする予定がなかったので飲酒しなかった。一番良くないのはその瞬間の衝動に従ってしまうことだ。家系ラーメンを食べるんだった最初から予定を入れて、代わりに昼食は控えめにしておく制約であすけんの女から事前承認を得るフローとしたい。
あくまで自作自演的な話ではあるのだけど、意外に制御されてしまうのだ。それだけの制約と誓約を守ったなら見返りも期待してしまうけれど、あすけんの女は攻略可能キャラクターでないことが悔やまれる。