太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

テレビを捨ててNHKを解約すると手取り年収が2万6040円増やせる

テレビばかり見てると馬鹿になる

テレビを観ない生活が当たり前になった

 4年ほど前にはテレビを観ている時間が多かったし、NHKの朝ドラやドキュメンタリーなども観ていたのでNHKと契約しないわけにもいかなかったが、現在の部屋にはテレビが必要ない。Apple TVが接続されたプロジェクターならある。

 不要になったテレビについてリサイクルショップにお金を払って引き取ってもらうのは倫理的な問題もあったが、マンションの外まで大きな画面を持って移動するのが無理ゲーだった。

https://www.du-soleil.com/entry/subscription-2021

 テレビを捨ててからもNHKを解約するまでが億劫だったのだけど、月額課金を可視化してみたら改めて解約したくなるのが人情というもの。テレビを購入した時点では資産のような気持ちになっていたが、固定資産税のように毎月とられる受信料という観点からは負債となっている。意を決して電話をかけた。

NHKの解約は電話で2回の問答と手書きの届出が必要

受信契約の解約にあたっては、所定の届出書をご提出していただきます。
解約のお手続きは、こちらまでご連絡ください。
NHKふれあいセンター(営業) ナビダイヤル:0570-077-077
※IP電話等で上記のナビダイヤルをご利用になれない場合、050-3786-5003をご利用ください。
※受付時間はいずれも午前9時~午後6時(土・日・祝も受付)です。

 支払い登録をしたり更新をしたりするのはインターネットで簡単にできるのに解約をするには日中帯での電話連絡が必要。コールセンターに繋がりにくかったがちょっと待ったら繋がったので諦めないのが大事。どうして解約するのかとか、本当にテレビがないのかなどの問答があって、そのうえで営業に後日連絡させるとのこと。ダルい。

 後日に営業からの連絡があって、また問答。ちょっとした誘導尋問もあったが矛盾や言い淀みがないようにしたら届出書を送ってもらえることになった。場合によっては実際に訪問してテレビの有無を確認したり部屋の写真を求められることもあるという。

 もちろん、届出は手書き。解約防止の最適化施策でそういう感じになっているのだろう。「後日の連絡」による二次審査がある時点で手続き開始時の気持ちが緩んでいるのもいやらしいし面倒だった。ちょっと大袈裟に書いているけど。

NHKを解約すると手取り年収が2万6040円増やせる

 衛星放送を受信できるテレビを持っている場合、口座振替やクレジットカードで月2,170円かかる。2020年10月に安くしたというがたった60円。Netflixのスタンダードプランでも月1,490円なので随分な金額だ。映像系はいったんはAmazon Prime で十分だとも感じている。

 年額でみると2万6040円。映画館に10回行ってもおつりがくるし、相当な美食もできる。もちろん貯金したってよい。税金のように取られていくNHK放送受信料がなくなれば手取り年収が2万6040円増えたようなものだ。

月額課金を払ったつもりファンド

 NHKの受信料で毎月2,170円の削減。楽天モバイル回線に切り替えて毎月3,281円の通信費が削減。そのほかにも改めて見直した月額課金額を積み上げていっても個別の買い物や生活費に使われてしまったらあまり意味がない。

 そこで、月額課金の削減金額をインデックス投資信託の積立設定金額に反映させることにした。もともと使われてしまう予定だったお金なので、生活が変わるわけでもないし、急激に金額が変わるわけでもない。痛みを感じずに入金額を増やすことができるだろう。月額削減と月額積立設定は相性がよい。

本当に削減すべきは家賃だけど

 これらの削減を徹底的に行っても月数万円の話であって、家賃との比較をすれば大きい話ではない。本当に削減すべきは家賃だし、都心部に賃貸で住む理由がいまのところは減ってきているのだけど、性急に動いてしまうにはワクチンや社会情勢や所属会社の動きがまだ見えない。

 引っ越し費用だってばかにならないし、現在の部屋が全体的に気に入っている。騒音とか隣人トラブルもないし、事故物件でもない。ここ1年間で引っ越しを選択肢に含めていくことになるだろう。だから削減の意味がないという話ではないし、現時点で出来る所から意味のあることにお金を入れていくようにしたい。