太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

月額課金をまとめてみて「ま、金ならあるし」と思えなかった件について

事例で学ぶサブスクリプション

月額課金をまとめなおす

ここのところで月額での利用料がとられるようなサービスが増えてきている。支出を減らすために大事なのは固定費を減らすことだ。現時点でかけている月額課金をまとめておきたい。

 8年ほど前に節約生活をしていた頃の月額課金をまとめたエントリを発見した。当時は家賃も安かったし、インターネット利用費も無料。月額課金を請求するようなサービスがでてきても無料でやり過ごせないかを試行錯誤していたものだったけれど、現在はサブスクリプション化の社会に流されて月額課金を当たり前にしている。

 それぞれは必要なことだとも思ってはいたが現時点の月額課金とその理由を改めてまとめておきたい。

通信費

費目 月額 年額
携帯電話(楽天モバイル) 0 0
インターネット回線 2,640 31,680
合計 2,640 31,680

 楽天モバイルの無料キャンペーンを利用。そもそも外に出ることも少ないし、いまのところ繋がらないといったことはない。当時も月額3,200円の最安プランだったが、0にはかなわない。インターネット回線はマンションから優遇されているケーブルテレビの標準プランに戻した。30 mbps 程度はでているし、この価格なら十分だろう。

保険

費目 月額 年額
個人年金保険 9,000 108,000
合計 9,000 108,000

 当時は掛け捨ての保険に入っていたが社会保険で十分なので解約。個人年金保険は年末調整で税金を下げるために契約している。旧制度個人年金は現在でも最大10万円の半額である5万円までを控除金額として申告できるのでお宝契約だったりもする。

ネットサービス

費目 月額 年額
Amazon Prime 408 4,900
Amazon Unlimited 980 11,760
Apple One 1,100 13,200
PlayStation Plus 428 5,143
Nintendo Network 200 2,400
Youtube Premium 1,180 14,160
はてなブログPRO 600 7,200
楽天ゴールドカード 183 2,200
合計 5,079 60,963

 Amzon Prime は主に映画やオリジナル番組を観るために利用していたが、ちょっとした通販を送料無料にしたり、Amazonフレッシュなども便利だ。とはいえ、通販は楽天を使うことのが多いとか「いつでも観られる」だといつまでたって観ないことが分かってきたのでどうしたものかという状況。

 Amazon Unlimited は週刊プロレスやモノ系雑誌を読むだけで元が取れるので利用している。それ以外にも新書や実用書や漫画が無料になっている。まだまだ直接買ってしまうことも多いが、ちょっと調べたいことなどがでてきた時にそれが無料になっていると便利だ。本来的にはここにある本だけを読むようにしていきたいが、まだまだ直接的に購入していることが多い。

 Apple One は Apple Music、iCloud Drive 50GB、Apple TV+、Apple Arcade などがセットになった包括契約。Apple Music で既に取込んだ音楽CDをクラウドで同期しつつ気になる音楽をサブスクで探すのが当たり前になっているし、Google Photos の保存が有料になってしまうので iCloud Drive の拡張も必要。この辺りは「税金」感も強いが実際便利ではある。諦めて少しでも安く使うための方法を考える。

 PlayStation Plus は DBD での対戦のために必要という前提がありつつ、月1で無料プレイゲームが増えていくお得感もある。とはいえ据え置きゲームに時間を使っている場合でもないのである程度のところで更新をしないということも考えられる。

 Nintendo Network もAmong US の対戦のために必要という前提がありつつ、スーパーファミコンやファミコンの各種ソフトが無料配信される良さがある。Switch のほうがエアロバイクを漕ぎながらできることもあって今後の活用シーンは多いだろう。

 Youtube Premium を契約するとは思ってなかったのだけど、エアロバイクを漕ぎながら技術系、投資系、ボディメイク、料理、書籍まとめといった動画をよく観ている。最近はネットラジオもYoutubeで配信されていてバックグラウンドで1.25倍速再生できるのが便利だ。ここまで使ってしまうと広告時間が無駄なのでプレミアムにしている。

 はてなブログPROはこのブログに独自ドメインを設定したり、はてな側の広告をなくすために必要。自分でサーバーを管理してもおなじぐらいのお金とそれ以上の手間がかかるので仕方がない。とはいえ、いまや広告収入もろくにないし、ユーザー導線的に活動拠点を note などにうつしてもよいのかもしれないと思ったり思わなかったり。

 楽天ゴールドカードはネットサービスというよりもクレジットカード年会費だが、実質的には楽天ポイントの倍率を高めるために利用されている。楽天市場で購入すると大きなポイントがもらえたので全然元が取れていたのだけど、今年の4月からの改悪や欲しかったモノを大体買ってしまったこともあって見直しを検討中。

 合計月額約5,000。2013年と大きく変わったのはネットサービスへの月額課金が当たり前になったことだろう。Netflix などは継続課金をやめたが、それ以外の部分についてはインフラとして課金せざるを得ないような状況にある。思ったよりは使っていなかった気もしつつ、携帯電話料金が安くなった分はここに消費されている。

コンテンツ

費目 月額 年額
ゲンロン友の会 916 11,000
NHK放送受信料 2,170 26,040
合計 3,086 37,032

 ゲンロン友の会は東浩紀が編集長の人文系雑誌、単行本2冊、電子ミニコミなどが送付されるサービス。

ゲンロンカフェ開業、思想誌『ゲンロン』刊行、動画配信プラットフォーム開設……いっけん華々しい戦績の裏にあったのは、仲間の離反、資金のショート、組織の腐敗、計画の頓挫など、予期せぬ失敗の連続だった。悪戦苦闘をへて紡がれる哲学とは? ゲンロン10年をつづるスリル満点の物語。

 舞台の表と裏を含めて消費している状況がよいのかは微妙と思いつつ、興味深い話が多く出てくるのでエンターティメントとして楽しんでいる。来年度も継続するかはどうしたものか。

 NHKとの契約当時は確かにテレビを持っていたし、朝ドラやドキュメンタリーなどもよく観ていていたので仕方がなかったが、現在はテレビを捨てているで解約手続きを進めたいところ。

 それでも支払いが義務化されるなどの話があってしんどい。

月額課金をまとめてみて「ま、金ならあるし」と思えなかった

 個人年金保険を除くとざっくりみて月1万円強の課金。思っていたよりは積み上がっていないが、それ以外にも家賃や光熱費や家電や娯楽の購入費用だって大きくあがっている。コロナ下になるまでは外食費や交際費や旅行費用だって結構なものであった。

 2013年の頃には家賃4万円でインターネット接続無料の部屋に住んで業務スーパーで食材を選んで月額課金なんて考えられないって感じで全部を投資や貯蓄に回していたのだけど、現在はそれなりの部屋に住みながら値段よりも質の食事をしてさまざまな月額課金をしている。

 だから題名の理由は「金持ちでウハウハだから無駄遣いするぜ!」ではない。「子供の頃欲しかったモノはだいたいなんでも買えるような大人になっちゃったよね」「買えるとなると、本当にそれが欲しいのかどうか、考えちゃうよね」とかイジイジ考えたい!

 この8年間で多少なりとも給料はあがってきたし、それなりの資産も積み上がった。いい歳になっても倹約生活を続けるはしんどいし、病気になったらもっとお金がかかるけれど、年間支出が2倍以上になっているのはいかがなものか。老いなき世界のサイドFIREを考えはじめると「ま、金ならあるし」とも思えない状態にある。

月額課金があるんだから個別課金をしなくてもよい時代

 まずはNHKを解約するとはいえ、それ以外にも月額課金を必要に応じて解約したり、個別に買ってしまいがちなモノやコンテンツを少なくしていきたい。そもそもコンテンツの選択肢が増えすぎると現在の自分にあったものを探す時間だけで、コンテンツそのものを消費できててしまうぐらいの時間が使われがちだ。

 月額課金そのものを徹底的に減らすという観点よりも、すでに消費しきれないぐらいの書籍や映画や動画やゲームや音楽などをサブスクリプションしているし、買おうと思えばいつでも買えるからこそ個別のコンテンツ購入が今の自分に本当に必要なのかについての意識を高めていくことが大切なのだろう。