太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

家スパイスカレーは創味シャンタンDXで勝ち確できる

家スパイスカレーの軍師

 元々の趣味のひとつにカレー作りがあったのだけど最近はスパイスカレーに凝っている。大まかに言えば玉ねぎとトマトをミキサーにかけてバターで炒めて塩と各種スパイスで味付けて水やヨーグルトなどのベースを加えて肉を煮込むだけ。20分ぐらいでできるので市販のルゥで作るよりも手軽だ。

ひとりぶんのスパイスカレー

ひとりぶんのスパイスカレー

  • 作者:印度カリー子
  • 出版社/メーカー: 山と渓谷社
  • 発売日: 2019/05/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

 様々なバリエーションはあるけれど、どうやってもある程度は美味しくなるし、食材をミキサーにかけていくのはシュレッダーにも似たストレス解消感がある。恐らく定年退職したサラリーマンが蕎麦打ちにハマるのも同じような感覚なのだろう。

創味シャンタンDXで勝ち確

 スパイスカレーは様々なバリエーションを受け入れてくれるのだけど、そんな中でも創味シャンタンや味覇をベースに入れておくと勝ちが確定する。カレー作りにはストックと呼ばれるスープが重要だが、本気で作るにはいくら時間があっても足りないし、市販のコンソメ顆粒は優しすぎる。スパイスとがっぷり四つに組めるのは創味シャンタンの荒々しい肉野菜ペーストである。

そもそも「創味シャンタンDX」をご存じないという方もいらっしゃるかと思うので、簡単に解説します。実は元々は「創味シャンタンDX」のほうが本家で、創味食品が1961年から業務用として製造・販売していた調味料です。その20年後に家庭用としてパッケージデザインを変えて、卸売業者である廣記商行と契約を結んで販売開始されたものが「味覇」。要するに中身は同じで、いずれも創味食品が製造していたのです。

 創味シャンタンDXと味覇は基本的には同じ物で、中華料理に欠かせない調味料なのだが、カレーにこそ合う。思い返せば、本当に美味いカレーを中華料理屋が出していて不思議だったことがあるのだけど、もしかしたら創味シャンタンの味だったのかもしれない。

料理ガチ勢の難しさとスパイスカレーの安心感

 料理を趣味にしようとして残念なのは家で料理をして食事をするという機会自体が限られていること。作るだけ作って食べない訳にもいかないし、カレーを極めたいから毎食カレーという訳にもいかない。反復練習のしにくさがあるだけに情報収集やベガ立ちが重要になってくるのだけど、ウンチク先行ではどうにもならない。そういう意味では格闘ゲームよりもシビアだ。

 各地のレトルトカレーを食べながら、自分なりのカレーを完成させようとしつつも、別に誰かに食べてもらうつもりもない個人的な趣味だ。スパイスに拘るよりも創味シャンタンのが重要だったとなるとちょっとした脱力感があるけれど、ベースがしっかりとしているからこそ冒険ができる。料理下手なのに勝手なアレンジしたくなってしまう病気なので、最終的には辻褄があって美味しく食べられる安心感が心地よい。

ひとりぶんのスパイスカレー

ひとりぶんのスパイスカレー

  • 作者:印度カリー子
  • 出版社/メーカー: 山と渓谷社
  • 発売日: 2019/05/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)