太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

月刊MdN「ポプテピピックの表現学」で明かされる即再放送の舞台裏

月刊MdN 2018年5月号(特集:ポプテピピックの表現学)[雑誌]

ポプテピピックとはなんだったのか

トレッドミルでのランニング中に何度も観てしまったのはポプテピピックだ。原作自体が好きというのもあるのだけど、初回はやらかしにわくわくしながら流して、二回目三回目は元ネタを調べてから見直すと味わい深い。テレビにも録画してあるけど、トレーニングのご褒美に取っておく。ゆるキャン△もトレイルラン気分が高まっていい感じ。

 ポプテピピックのアニメは自分の心の中に未だに残っている。クソ4コマ漫画を自称する 『ポプテピピック』のアニメ版だからかクソアニメを自称していたけれど、随分と丁寧に作られているであろうことは想像できた。

いまだから知りたい舞台裏

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平直行『U.W.F.外伝』〜刃牙のモデルとなった黎明期のプロ総合格闘家自伝

U.W.F.外伝

プロレスの敵だった総合格闘

 中学生の頃から毎週のようにワールドプロレスリングGAORAのプロレス放送を観ていたし、ここ最近でもKindle Unlimitedで『週刊プロレス』や『有田と週刊プロレスと』が欠かせない。

 当初から斜に構えていたのでヤオだのガチだのに幻滅することもなかったのだけど、プロレスの共同幻想が社会的に壊された高田 vs ヒクソン・グレイシーなどの流れを猛烈に毛嫌いしていた覚えがある。

 本書は、「PRIDE以前」のシューティング・シュートボクシング・リングス・K-1UFCに参戦し、グラップラー刃牙のモデルになったとも言われる総合格闘家の自伝。「プロレスの敵」だと思っていた総合格闘第一章の当時の状況や思考の貴重な記録であり、彼らのプロレス愛やプロレスへの畏敬を感じる書籍となっている。

UWF という格闘技「風」プロレスの爪痕

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鳥貴族の隔離個室カウンターで金麦をやりながら読書する独身貴族

鳥貴族の隔離個室カウンター

 ここのところで、帰り道に誘われがちなのが鳥貴族での飲酒読書。いまさら鳥貴族かと思うかもしれないが、店の作りが「おひとりさま」に適した作りに変わってきたのだ。

 カウンターは2人までの個室で仕切られ、注文はタッチパネルのタブレット経由。

 醤油とかつお節が決めての和風ポテトサラダをツマミつつ、どでかい樽生金麦をちびちびやれば事実上のドリンクバー。298円均一のビールは小さく金麦は大きい。どちらが貴族なのかという話ではなく、選択肢があることこそが貴族なのだろう。

山椒たっぷりの貴族焼きで満足

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