「福福の湯」で手湯を愉しむ
熱海の温泉宿で寝落ちをした翌日。ここに居続けても頽廃の日々を過ごしてしまいそうなので、別の街に出かけることにする。
熱海駅までの道のりをを歩いているのと「福福の湯」を見つける。「温泉の暖かさを感じて幸せになってください」とな。丁度40度に調整されたお湯のなか、すごくあったかいなり〜。蒸し暑いなかでの手湯も気持ちがよい。
三澤憲司は慶応大学の「ぎんたま」作者
おい見てみろよ、幸せそうな顔してるだろ? このモニュメントは熱海在住の彫刻家である三澤憲司氏の作とのこと。三澤憲司と言えば、慶応義塾大学の「ぎんたま」や大崎駅のモニュメントなどを手がけ、第一回国際彫刻コンクール賞の受賞者でもある。
意外なところで、意外な人が仕事をしている。
商店街には五月みどり趣味のギフトショップもあった。出身は東京都江戸川区だけど、現在は湯河原在住なのね。『熱海で逢ってね』や『温泉芸者』という曲もあるそうだ。というか三回離婚していて、四度目はマネージャーとの事実婚なのね。意外なところで、意外な人が仕事をしていると知れるのが熱海という街なのかもしれない。