熱海に来たら魚が食べたい
ラーメン屋や中華屋ばかりで辟易としていた熱海市内。温泉街では旅館で夕飯を食べてその後に立ち寄るラーメン屋が多いと id:suzukidesu23 さんに教えてもらう。
旅館で夕食を食べて飲んでその後に立ち寄るからラーメン屋が多いというのが温泉街では一般的。 https://t.co/aNURPQ5pl5
— 鈴木利典⭐️鎌倉PRESS (@suzukidesu_com) 2015年8月22日
なるほど〜。こんど温泉街に行くときは夕食付きプランにしておこう。あんまり調べないで現地に行く方が新しい発見があって面白いのだけど、あまりに調べないとその場ではどうしようもないことに当たることがあって、バランスが難しい。ともかく、ホットペッパーなどを検索していたら、ごっつお屋まーるを見つけたので行ってみた。
メボー焼きやらなめろうやら
「ごっつお」とは各地の方言で「ご馳走」のこと。「ごっつぉ」と表記することもある。相撲の「ごっつぁん」も「ご馳走」が訛ったものらしい。
何はさておき日本酒。熱海にちなんだ地酒ではなく「全国の地酒から厳選しました」パターンだけど美味い日本酒はうまい。
メボー焼きを注文。「メボー」とはイカの口のことで熱海ならではご当地食。こういうのを待ってた。すごい量のイカ汁がでてきてクレープみたいに固まる。
鯵のなめろうも日本酒を進めさせる。これも地魚。
アワビみたいなサザエのつぼ焼きが最高
獲れたてサザエのつぼ焼き。1個税抜き980円。火にかけてられていくサザエを見るとテンションが上がる。
噛みしめるとアワビみたいな味と食感で驚く。サザエのつぼ焼きって、そこまで美味いというイメージがなかったけどこんな味だっけ。苦味と旨味が交じり合った肝もよい。
とろっとろな金目鯛の煮付け
熱海と言えば金目鯛の煮付け。さすがにキンメ一匹まるまるじゃないけど、食べごたえ十分。
とろっとろに煮込まれている。目の周りのコラーゲンがやばい。
金目鯛のチャーハンで締め
ごっつお屋まーるは1階の海鮮中華 海王(はいわん)と提携しており、チャーハンなどを頼むことができる。
シメのキンメチャーハン。その名の通り金目鯛の干物を贅沢に使ったチャーハン。
ほぐし身なので見た目は普通だけど金目鯛の旨みと塩気がやばい。気付いたら結構な金額になっていたけど、まぁ観光地価格。ご当地料理屋の不毛地帯で確かなご馳走を食べられたのでよしとしよう。とろっとろな金目鯛やアワビのようなサザエ。キンメチャーハンも良かった。さぁ、熱海温泉が待っている。