吉野家恵比寿店という異端
本格的な夏日が続いてビールが呑みたい帰り道。吉野家でのちょい呑みが僕を誘う。吉野家でちょい呑みと言えば牛皿をツマミに瓶ビールというイメージなののだけど、恵比寿にはフライヤーやビールサーバーが完備されて、居酒屋メニューを頼むことができる。
建物や看板はシックな黒を基調としており、妙な高級感。店内もカウンターではなくテーブル席。恵比寿店にかぎらず、秋葉原店などもこの「黒吉野家」らしい。
おかずをツマミに150円ビール
吉野家でごはんを食べるとビールが150円になるクーポンがもらえ、ビールを頼むとまたクーポンがもらえる無限ループ。グラスビールではなく、ちゃんとした中ジョッキだ。
今回はタルタル唐揚げ定食を注文。チキン南蛮風味でビールが進む。おかずをツマミにビールを呑んでご飯と味噌汁でシメ。800円で大満足。
アプリ割引、優待、金券、Tポイント、クーポン
現在の吉野家は様々支払い方法が混在してややこしくなっている。
まずは吉野家公式アプリで定食50円引きなどのクーポンを提示。ビール150円クーポンと併用可能。続いて株主優待券(金券ショップで額面300円分が280円)で支払い。ただし株主優待券ではおつりがもらえないので、ジェフグルメカード(額面500円分が480円)で差額のお釣りを逃さない。最後にTカードを提示してポイントもゲットするのが最善手。
合計800円だったら、クーポン50円 + 優待券600円(560円仕入れ) + ジェフグルメカード500円(480円仕入れ)で350円のおつり+ポイント。都合690円でビールを呑みながら定食が食べられて頭がおかしくなる。
また来店、この日は唐揚げと牛皿でビール。紅しょうがもツマミになる。酒税法の改悪で缶ビールが高くなったのに、吉野家だとむしろ安く呑める不思議。電気ガス水道ユニクロ吉野家なんて言われていたけど、吉野家の公共インフラ化はビールの分野にまで進出してきているんじゃないかと思える。

気がつけばチェーン店ばかりでメシを食べている (講談社文庫)
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