小田原城に攻め入る
魚市場食堂で腹ごしらえをしたので、小田原城に攻め入ることにする。普段はあまり言わないけれど、戦国時代を題材にした二次創作が結構好きだ。
中でもシステムソフトの『システムソフト・アルファー 天下統一 -相剋の果て-バリューパックセレクション2000』が大好きであった。小学校時代からPC-9800を持っていたので、その手のゲームをさんざんとやっていた。三国志と戦国時代に関してのみ異様に詳しく、後の創作と混ざったニセ知識を織り交ぜて披露するという量産型のダメ学生であった。
ゲームの中で小田原城は城LVが99まであげられる特殊な城で、とにかく広大で堅牢だというイメージが強かった……のだけど。
ほぼ普通の公園だったね
外郭にも大阪城公園ぐらいの規模で城跡が残っているのかと思っていたら、ほぼ普通の公園で堀と門が特徴的なぐらい。それでも城跡を歩くのはなかなか気持ちがよい。
鳩と戯れながら公園でノマド。
天守閣は立派。中はちょっとした歴史博物館になっている。
消防署が江戸っぽい
小田原城の近くにある消防署の建物は櫓っぽい意匠が取り込まれていて、見てて楽しい。
出動提灯。
箱根登山鉄道で箱根湯本温泉に向かう
小田原に戻ってくると、小田原名物ういろうの看板。ういろうの元祖は小田原外郎家だという説もあるらしい。名古屋名物のイメージが強いけど、裁判になったりしているそう。
小田原外郎家は本家との自負から、青柳総本家(名古屋)や梅寿軒(下関)の商標登録を特許庁が認めたことを不服として、特許庁を相手取って裁判を起こしたが、いずれも敗訴している
箱根は一人部屋を取るのが大変なので敬遠していたのだけど、部屋のアテがあったので箱根に向かう事にする。海成分は小田原で満たしたし、温泉成分は箱根で満たそう。熱海は夏場に行きたいかな。独りじゃなくてね。