旅館の朝定食の魅力
ポテトチップス ハニーバター味とプレミアムモルツでいい塩梅になりながら熱海の一夜を明かしたら、温泉旅館にもRPGの宿屋のような効果があった。熱海旅行の二日目にはなんにも予定を入れてない。なんでもない日。おめでとう。頽廃の日。おめでとう。
あじの開き、ツナサラダ、ゆでたまご、ミートボール、漬物、ひじき、煮物、のり、納豆。少量多品目がよいよい。ごはんオーバーキル感。
まさにこういうあじの開きが食べたかった。うまいなー。魚の干物が好き。ビジネスホテルの朝食バイキングには朝食バイキングの嬉しさがあるのだけど、特別感が味わいにくい。やっぱり地元の食事を期待しているわけで、旅館の朝に出る焼き魚定食には朝食バイキングでは満たせない魅力があるなと。
朝寝・朝酒・朝湯の悦楽
朝食にも満足したことだし、温泉に入って、酒を呑んで、朝から寝てしまおう。
会津民謡「会津磐梯山」に登場する人物。「小原庄助さん なんで身上つぶした 朝寝 朝酒 朝湯が大好きで それで身上つぶした ああもっともだ もっともだ」と歌われている。
朝寝、朝酒、朝湯といえば、『天地無用!』の魎呼を思い出したりもする。ほんとに朝寝、朝酒、朝湯なんてことを続けていたら、身上をつぶしてしまうのだけど、それが出来るのがバカンスというやつだ。おやふみなさい。