お題「#おうち時間」
もともとは家に居る時間が少ないからテザリングやマンションで回線料金が優遇される低速インターネット回線で過ごすことにあまり抵抗がなかったのだけど、家でテレビ会議や書類をアップロードするような仕事をしたり、映像配信サービスを積極的に利用するようになってきたので高速回線に切り替えることにした。
以前までの回線速度も10 MBPS ぐらいは出ていたので、普通にウェブサイトやチャットツールを見ている分にはあまり差は感じないのだけど、ちょっとしたレスポンス改善も積み重ねれば大きくなりそう。
その場で高画質をストリーミング再生を開始できる
自分のテレビには Amazon Fire Stick が刺さっているし、どうしても観たい番組があったとしても TVer などのキャッチアップ配信サービスがあるので実用上は困らない。
一番の違いはその場で高画質な映像をストリーミング再生できるようになったことだ。低速回線を利用していると様々なコンテンツを「ダウンロードしてから利用する」か「やや低画質でも我慢する」のが当たり前になるのだけど、観たくなったらすぐに高画質でストリーミング再生できる。
高速回線化によって上がった月額は2,000円程度の話であるので、12ヶ月で2万4000円。節約しようと思えば節約したい金額ではあるがそれで在宅での仕事も生活も改善する範囲が大きいのであれば仕方がないとも思える。
高速モバイル回線時代と逆行せざるをえない在宅推奨
とはいえ 5G モバイル回線の無制限導入でテザリング生活に戻ろうかと思っていたぐらいだったので Stay Home が推奨されてモバイル回線こそ最低限でよくなってしまった事への混乱がある。既に格安SIMの最安プランだし、解約しようとまでは思わないけれど思い描いていた方向性と逆に進んでいくのだなと。
幸いにして自分の会社でも交通費代わりに少額の在宅手当が出るようになったことだし、それを固定回線の高速通信に割り当てるのは政治的に正しい気がする。高速回線が真に活用されるのは業務が終わった後の映画や配信番組の鑑賞だけれども。

- 作者:華倫変
- 発売日: 2002/09/01
- メディア: コミック