photo by Browserd (Pedro Rebelo)
Google Analyticsのオーガニック検索トラフィックが減っていた
ここ数日でオーガニック検索トラフィック数が減っていていたので、原因を調べていたところ、現状のGAタグではSSL化されたYahoo!の検索結果からの流入が「オーガニック検索」ではなく「参照」として扱われていることも関係していることが分かった。『Yahooの検索結果がSSL化したことによるGoogleアナリティクスの現状とこれから』がYahoo! SSL化の現状についてよくまとまっている。
SSL化されたYahoo!検索の検索結果からリダイレクターをへて引き渡されるリファラーは、ホスト名は存在しますがクエリパラメータが存在しないため、SSL化されたYahoo!検索の検索結果からの流入はorganicではなくreferralとして扱われてしまいます。
2015年8月22日時点で実際に https://search.yahoo.co.jp 経由で検索流入させてみると以下の通り、「参照トラフィック」の扱いとなっている。
徐々にオーガニック検索トラフィックが減っていたら
ビュー設定やデフォルトチャネル設定による対策が考えられるものの、公式の対応を待ったほうがよいと先のサイトに書いてある。僕自身も同じ意見。
現在、Googleアナリティクスに用意されている機能から考えると、ビュー設定におけるフィルタにて「search.yahoo.co.jp / referral」で計測されるはずの流入をorganic流入として書き換えて計測することは可能かもしれません。しかし、いずれGoogleアナリティクス側にて対策する可能性を考えると、一時的にフィルタを仕様し計測することへのリスクも考えられます。
実際にSSLに転送されている検索数は現状そこまで多くないが、徐々にオーガニック検索トラフィックが減っていたら、Yahoo!JAPAN検索のSSL化の影響で参照トラフィック扱いになっているという可能性も確認しておく必要がある。最近のYahoo!JAPANではSSL化との関連は不明とはいえアメブロやライブドアブログのインデックス削除ミス?があったりもしてて、なかなかアレな感じ。