カイロがわりのコーヒー片手に歩く
ここのところで急激に冷えこんてきたのだけど、気温が低くなると温かいコーヒーを片手に歩く楽しみが増える。かじかんだ手にカイロのように温かさが伝わり、一口飲めば身体の中に温かさが広がる。
好きな音楽を聴きながらコーヒーを片手に歩くのは、温泉にも似た心地よさがあって、じんわりととのう。温かさを味わうためにも厳重には断熱されていない程度の紙製カップがありがたい。
暑くなると酒、寒くなるとコーヒー
考えてみると自分は暑くなるほどにアルコール量が増える傾向にあるけれど、寒くなるとあまり飲まない。熱燗は美味いが頭がすぐに痛くなる。
冬に飲むビールが美味いのは暖房が効いている部屋の中だからであって、外で飲もうのは思わない。いや、夏限定でも外で酒を開けている時点で「あちら側」に片足をつっこんでいるのだけど。
神社の境内をコーヒー片手に歩いてととのう
コーヒーを片手に神社の境内を歩くのも良い。酒を片手に神社に入れるのはお祭りの時ぐらいでないと罪悪感が勝つが、コーヒー片手に歩くのは奇妙な非日常感と思考の広がりが味わえる。MPの回復を図る意味では効率が良い。
高城剛が「20世紀の歴史は夜作られたが、21世紀の歴史はきっと朝に作られるのであろう。」と書いていたが、つまり夜の象徴はアルコールであり、朝の象徴はコーヒーであり、厳密な時刻の話ではない。とはいえ、起き抜けに飲むビールも最高に美味しいのだけどね。