今週のお題「夏の食事」
仕事の帰り道や、ちょっとだけ物足りなかった夕飯の帰り道に新しいポテトチップスを買ってきてしまうことが稀によくある。
今となっては「うすしお」「のりしお」「コンソメ」には興味が湧かないし、100円ショップのOEM品で十分なのだけど、変わった味があると割高でも食べたくなってしまう。メーカーやコンビニの思うつぼ。
夏になってもアイスではなくて、ポテトチップスを選んでしまうのは「好きだから」としか言いようがない。今回はポテリッチの「ビーフとわさび味」を買ってきた。2015年07月27日発売で税込み152円。
ポテリッチ「ビーフとわさび味」
ポテリッチとは、その名の通り、ちょっとリッチな味付けと厚切りカットが特徴のカルビーのポテトチップス。ごま油風味の濃厚海苔塩味や、フランス産岩塩の濃厚うま塩味など、いかにも食欲がそそる名前が素晴らしい。これまでの濃厚な名前に比べると「ビーフとわさび味」はあっさりとしているけれど、ビーフとわさびと言えば山芳製菓の『わさビーフ』を思い出す。
わさビーフに比べると、ローストビーフ&ホースラディッシュというか、強いコクを感じる。成分表を読むとチキンパウダーの比率が高いようだけど、牛肉って感じがする。もちろん、わさびもわさびで良いアクセントになっていて、先駆者の偉大さを知る。
どうせコンビニに寄ったのであれば、おにぎりやサラダを食べろというのも分かるのだけど、手軽な旨味成分や歯ごたえにやられてしまう。夏だから脂も塩分もアルコールも排出されやすいなんてのは、都合のよい幻想なのだろうけれど、全部夏のせいにして心を埋めたくなる夜もある。