うどん天下一決定戦
遅れて来た夏休みには東海道中うどん栗毛をしようかと思っているのだけど、その前哨戦として『うどん天下一決定戦 U-1グランプリ』に行ってきた。
原宿表参道元氣祭スーパーよさこい内のイベントで、原宿で重低音を鳴り響かせたジャパニーズフェスダンスを踊りながら全国各地のUDONを食べる趣向。食べたお店の投票券が貰えて、「大満足」「満足」「不満」に投票することでスコアが決まる。うードンッ!
うどん食べた
食べたのは二種類。この手のイベントって色々なお店があるのはよいけど、そんなに何杯も食べられないという問題はある。今回は500円で半玉ぐらいで具材はやや豪華って感じ。以前の大つけめん博だと、800円で結構がっつりだったので一杯しか食べられず、改善してたと思う。お祭りで純粋なコスパとか言っちゃダメ。
大阪かすうどん。和牛のモツを油で揚げて使っている。大阪といえばこれ。あたたかいぶっかけ形式で食べたのは初めて。釜玉っぽさもある。卵や大根おろしもかかかっていて豪華。麺にコシがあるって感じではないけど、これはこれで好き。
福岡肉肉うどん。凄い名前。こちらは角切りの牛スジ肉?を使ったかけうどん。かなり醤油が効いて、生姜がアクセントになっている。福岡の名物ってわけではなくて、このお店オリジナル。福岡は基本的にアゴだしなので、黒いスープが不思議。本家だと「替え玉」もできるそうで、こういう進化の仕方もあったんだなと。
うどん系譜学
後で気付いたのだけど、油かすは富士宮焼きそばに使われてるし、牛スジ醤油汁は静岡おでんなので、静岡名物の特徴との相似が続いてた。色々な影響を受けあっていたり、同時多発的に思いついたりがあるんだろうけど、要素要素がリンクし合ってるのを眺めるのはなかなか面白い。ラーメンも顕著だよね。
色々なうどん屋台があるのは、それだけでテンションが上がるけどお腹の容量は増えない。ヌードルメーカーで作った変わり種うどんもあったのだけど、お腹いっぱい。この手のお祭は「一口ちょうだい」ができる関係の人と行くとより楽しめるのだろうと思った。高知フェアもやっていて、「まだ東京で消耗しているの?」と龍馬に問いかけられた気がした。