太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

食べるラー油直喰いお恥まみとポテトチップスのどちらギルティか問題

レトルト以上・ごちそう未満! スキマ飯

食べるラー油の直食べという罪

 あんまり公言するようなものではないのだけど本当に美味しいツマミを考える時に食べるラー油は欠かせなくなってくる。いわゆる「無限○○系」はごま油と塩気とピリ辛の暴力でなんでも美味くしているのだ。

 食べるラー油をコンビーフにたっぷりかけるのが最強だと思っているのだけど、食べるラー油部分だけを意識的に食べてしまうことがある。塩気の効いたニンニクチップやオニオンフライが辛そうで辛くないラー油に漬けられているのだからそれは圧倒的に美味い。

お恥まみという言葉をご存知でしょうか…
それは誰にも見られず一人でこそこそ食べる
世にも恥ずかしき酒のお供

 このような恥ずかしい酒のツマミを「お恥まみ」と称して色々と挙げられていく漫画があるのだけど、奇しくも最初のエントリーがごま油に塩と薬味をたっぷり入れてそれだけを食べるもの。つまり食べるラー油だ。ぼくだけがきちがいじゃないんだ。

ポテトチップを一袋食べてしまうよりはカロリーも塩分も低い

 食べるラー油とコンビーフは物凄いジャンク感はあるけれど、ポテトチップスを一袋食べてしまうよりはカロリーも塩分も少なめだし、タンパク質も補給できるので結果としてギルティ度合いが低い気がする。味が濃すぎるので結果として少量で満足できるのだ。

 この話は油そばが流行り始めた頃に東京麺珍亭本舗がしきりに強調していた文言として覚えていた。

 ラーメンのスープを全部飲むよりは少量の濃いタレを絡めて食べた方がカロリーも塩分も減る。例えばタレの半分の濃度に薄めたスープは3倍量飲めてしまうから塩分も油分も1.5倍になっている。

身体に悪い成分は濃度ではなく絶対量で計測する

 減塩マニュアルにも少ない汁量で満足できるようにすることのが重要とあるし、中途半端に薄めるのはむしろ効率よく塩分やカロリーを摂取するための方法という認識のアップデートが必要となる。

 誰からも強いられていない毒素の拒絶反応を緩和しながら摂取するのは緩慢な自殺行為なのかもしれないが、ニアデスハピネスの背徳感が一番の調味料になっているのかもしれない。

 現代は身体に悪い成分特有のえぐみを奪って絶対量を増やすことで依存させる方向性に進みがちだ。

触媒を使って大量摂取できるようになったら要注意

 家系ラーメンがライスを無料にするのは高油分・高塩分のスープを飲ませてスープ廃棄コストを減らすためだと言われているけれど、ご飯を触媒にして固め・濃いめ・多めの早死に三段活用を苦労なく摂取していたら着実に死に向かっていく。

 カップスープのマーケティングも見事ではあるけれど、カップラーメンのスープは直感的に飲んじゃダメだと分かるのに、なんでカップスープの油と塩分と糖分の塊が身体に良いぐらいの気分になってしまうのかについては向き合っていく必要がある。

 そんなわけで、ポテトチップを一袋食べてしまうならコンビーフとかメンマとかきゅうりとかに食べるラー油をたっぷりかけてそれだけで満足してしまう方がギルトフリーなんじゃないか。多分。