太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

摩擦で意志力を消費しない「習慣性の法則」をつける的なビジネス小噺

家計簿つけたら、ヤセました! ―――アプリでレシートを撮影するだけで「貯まる」「ヤセる」「モテる」

「習慣性の法則」という言葉

 そこまでの意志力を使わない環境を用意しながら最初だけ頑張って当たり前にできることを増やしていく「習慣性の法則」を身に付けると強いみたいな話になって原典を探るとこの本ででてきてた。

 しかし、意思の力を使わずに、一つのことを続けることができたとき、私は自分のことを「ガソリンを使って道路の上を進む自動車」ではなく「エネルギーを使わずに氷の上を進むペンギン」だと思うになったのである。

 このような例え話自体は色々な方面から出ていて、例えば「温泉」と「風呂」の違いについての話が個人的には好きだ。

自然に湧いてくる「温泉」は「風呂」と違って水道代やボイラーの燃料代なんかを気にしなくても「気持ちの良い」場所が維持されていく安心感があって、それが心の支えになる事がある。

 最終的に目指すべきところは大体同じなのだけど、意志力を消費しえる摩擦を減らしていくか、好きだから意志力の消費をしないのかの違いがある。

人財とか罪子とか

 それでも「慣性の法則に習って」摩擦を減らして初速をつければ習慣化できる「習慣性の法則」を身に付けたいなどといったビジネス小噺はちょっと出来過ぎなぐらいに納まりが良い気がする。

 この手の駄洒落的なビジネス小噺は人材を財産とみなして「人財」と呼ぶとか、現金化までのリードタイムが長い在庫の抱えるリスク因子を「罪子」と呼ぶとか、とかく洒落臭い。企業の研修担当者とかに駄洒落専門家がいたのではないか。

ある人々に取っての心のセキュリティホールを突ける秘伝の小噺

 そもそも、その手の駄洒落や当て字は偶然の産物であって、特に意味はないどころか原義を歪めていく弊害まであるのだけど妙なキャッチーさ持って心に染み込んでくる。広告コピーとはまた違う戒めを忘れないようにさせる効果というか。

 もちろん、受け取る側によっても違うのだけど、ある人々に取っての心のセキュリティホールを突ける秘伝のような言葉が生み出され続けて受け継がれていく感じがちょっと面白いなと。

広告コピーってこう書くんだ!読本

広告コピーってこう書くんだ!読本