キャッシュレス還元と軽減税率が終わってレジ袋が有料化される
7月になってから店頭での買い物体験が著しく下がったように感じる。当初から期間限定ではあったのだけど、キャッシュレス還元と軽減税率の組み合わせがなくなって10円ぐらい安くしてくれる状況がなくなって、その上にレジ袋まで購入する必要がある。
一回の買い物にいくたびにちょっと損をしている気分になってしまうし、エコバックを持ち歩くも面倒だし衛生的に心配だ。それで必要最低限しか買わなくなってきたし、一度に買うのも袋がなくても持ち歩ける量を基準にする事が増えてきた。生鮮食料品以外はネット通販だ。
レジ袋有料化で納豆や缶ビールをストリートで持ち歩く不審者
レジ袋有料になってからビール6缶パックを剥き出しのまま手に持って帰るのもやむなしだと思っているのだけど、街全体がバーになってしまう全能感とすれ違う人々の不審な目でおかしくなりそうだ。以前までだって袋から透けてビール6缶パックだという認識はできていたはずだったけど、剥き出しの魔力は凄まじい。
それに限らず納豆3連パックを直接手に持って歩いたり、2リットルのお茶を剥き出しで運ぶと結構な違和感になる。いや別にストリートでそのまま食べたり飲んだりはしないだろうってのも分かるのだけど、近頃はステーション・バーを作り出す怪人が出没するというのもややこしい。
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自分自身も歩きのみをした事がない訳ではないし、河川敷にチェアを展開して飲むのは最高なのだけど、街に溢れかえって良い存在でないことも理解している。
怪人が跋扈する街の治安問題
自分の住んでいる地域は最低限の駐車場しかない店が多いし、買い物袋を持って歩いてる人を見かけるのが普通だった。そのうちの何%がレジ袋購入に抵抗を感じるのかは分からないけれど、こづかいが不足しているおじさん達に様々な物品を剥き出しで持ち歩く選択肢を与えてしまったのは事実だ。
レジ袋有料化の余波で剥き出しの酒を持ち歩いている人を見かける頻度が増えてくると街全体が猥雑になってしまう気がするし、自分自身も納豆や缶ビールを剥き出しのままストリートに持ち歩く不審者おじさんという怪人が誕生してしまったと感じている。

定額制夫のこづかい万歳 月額2万千円の金欠ライフ(1) (モーニング KC)
- 作者:吉本 浩二
- 発売日: 2020/07/20
- メディア: コミック