太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

SQLおじさんを宿した人工知能がほしい

photo by R~P~M

ポンコツロボッチ

 朝おきて、コーヒー淹れて、シャワーをあびて出社。退勤するのは22時以降、残りは晩酌しながら本を読んだり、報告書作成などをしながら寝落ち。そういう生活を繰り返しているとあっという間に月日が流れる。

しょうがねえな しょうがねえじゃじゃねえな
てゆうか僕はロボット なかなかのマシーンだ

ロボッチ

ロボッチ

 SQLや解析ソフトを駆使すれば、大抵の調査やアウトプットは手間と時間の問題だが、手間と時間の問題が全てでもある。定型化の壁と自動化の壁がなかなかこえられないし、初期から作りこむとそもそも論に戻った時の影響が大きいので「フレキシブルな運用対応」を前提にせざるをえない範囲が広くなる。手動で抽出生成したデータを後続処理に流し込んでいると「自動販売機の中の人」をやっているような気分になる。

SQLおじさんレンタル

 オーダーが変わるのは前提なので、この作業自体を定型化して自動化したいってことよりも、もう一段階上のレイヤーを自動化できないとあまり意味がない。そんなわけでパラメータの調整を繰り返して勝手に良い感じに調整してくれたり、必要になるかもしれない組み合わせ集計を予めやっておいて後は切り出すだけみたいな方向性の技術が求めらているのだろう。

 いわゆるビジネスインテリジェンスとかビジネスアナリティクスみたいな話なのだけど、それはそれで大半は捨てられるクエリに大きな計算コストがかかるわけで、富豪的な戦略となる。モデル自体を共通化したディープラーニング人工知能でなんとかしてくれって話になるのだけど、本当に欲しいのはSQLおじさんを宿した人工知能プログラムなんだなと。SQLおじさんと言っても某社長のことじゃなくて、そのまんまの意味。

 日本語を理解して社内データとかオープンデータを集めてきて、いい感じに集計して分析グラフを描いたり、プログラムに組み込んでくれる人工知能があるなら月100万円払う!いや、月100万円もあるならもっと安く人間のSQLおじさんを雇って……そうか。やがて機械に代替されるであろうSQLおじさんは僕自身だったのか。