自分に合った香りを見つける
家で働いていると環境を変えて気分転換をしたくなるので香り環境を変えてみようと思ったのだけどアロマデュフューザーやらアロマキャンドルを揃えるのは大袈裟すぎる。
そもそも僕自身は人工的な甘い匂いが苦手なので香水や一般的な芳香剤はもちろんとしてイチゴ味やメロン味のアイスや飲み物が食べられないまである。車の中でイチゴの芳香剤か使われていると100%悪酔いしてしまうのだ。
スメルキャンセリングという発想
そう考えると無香の消臭剤が一番よいんじゃないかとも思うし、普段は空気清浄機とファブリーズを使っていたのだけど、ノイズキャンセリングにおける「雨音」の事例がある。
それであれば車や電車や工事の音も気にならないようにしていくのがよいのかもしれないけれど、自分には雨音だけがなぜかプラスに働くのでノイズキャンセリング状態で雨音を流して眠る。外を見たら晴れ渡っていることもあるのだけどね。
スメルキャンセリングにおいても無臭だけでは結果として除去のための防御力が低くなるし、気分転換という攻撃力も不足してしまう。そこで色々な攻守自在の消臭芳香剤をためしてみて消臭力の炭と白檀の香りがよかった。
雨音とお香の匂いで落ち着く
白檀はビャクダンと読むインドの香木。線香などに使われる。とはいえ香成分のサンタロールは合成が困難なので消臭剤に使われる物質は全然別物らしい
— 池田仮名 (@bulldra) 2020年6月14日
なんにせよ。窓を開けていても消臭してくれるし、お香を模したドライな匂いが気分転換にもなってくれる。不快な臭いと合わさって良い匂いに変える科学技術の成果で無香消臭よりも効果が高いらしい。
同じシリーズのフィンランドリーフにも期待したが、こちらは妙に甘い匂いがしてヴィヒタとは程遠い。トイレなどに使う一般的な芳香剤としてはよいんだろうけど部屋に置いておくには自然な匂いではないから邪魔だ。
人工的な自然環境に囲まれる
ここまででスメルキャンセリングお香とノイズキャンセリング雨音で嗅覚と聴覚を「自然な環境にいる」と積極的に騙していくポリシーに向かっていく自分に気がつく。むしろ人工的な技術の塊だからできることなのだが、「人工的な匂いや音楽は苦手」なのだ。
自然の風を再現するというバルミューダの扇風機を回したり、遮光カーテンでライティングキャンセルしたHueライトで色温度を調整したり、日本茶を飲むようにしたりして五感全体で雨がふりしきる古民家の縁側のような連想を抱きやすくしている。
青空照明も実用になってきているというし、ここまで在宅ワークが一般化すると五感を取り巻く本来の自然環境をキャンセルしながら任意の自然環境を仮想現実的に構築・切り替えしていく必要性がでてくるのかもしれない。それは不自然なヘッドセットの描く仮想現実よりもよほど自然な仮想現実である。

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