太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

iOSのスクリーンタイムでスロットマシンと化した Twitter や Clubhouse の活動限界時間を設定する

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気づいたら Twitter を眺めている

 ここのところで Twitter を眺めている時間が増えてしまったように思う。朝起きたら確認。作業の合間に確認。動画を観ながら書き込み。寝る時にも布団の中で確認。最近は Clubhouse の部屋状況確認も多い。

「こいつはスロットマシンなんです」インタビュー開始からまもなく、ハリスは自分のスマートフォンを持ち上げてそう言う。
「スロットマシン? どういう意味でしょう」クーパーが訊き返す。
「携帯をチェックするのは、〝さあ、当たりは出るかな〟と期待しながらスロットマシンのレバーを引くようなものだからです」

 そう、スマートフォンはスロットマシンなのである。「面白い会話」という当たりを引くことよりも、次は当たりが引けるかもしれないという射幸心そのものが目的化している。ベットするのはコインではなく時間であり自身の生命。アプリを消してもSNS断ちをしても良いが、まったく見ないというのも味気ない。そこでアプリに制限を加えることができないかを調べてみた。

スクリーンタイムで活動限界時間を設定

 iOSのスクリーンタイムはiPhoneやアプリの使用時間をモニタリングするOS標準の機能なのだけど、使用時間の制限を行うこともできる。

 「App使用時間の制限」をタップして「制限を追加」で制限ルールを追加。

 自分は Twitter と Clubhouse と楽天市場に制限を加えた。この時間はMacやiPadなどのiCloud連携している全てのデバイスで合算される。デバイスを変えたら見られるなんてこともない。

活動限界時間の通知と躊躇

 制限を設定すると活動限界の5分前に警告がでて、超えてしまうとアイコンが薄くなって起動がブロックされる。一定時間の解除も可能だが起動への障壁にはなる。

 おもったよりも全然早く活動限界時間を迎えてしまう恐怖。土日の履歴みたら2時間ぐらい起動していることになっていた。集中して使っているわけではないからこそ余計に時間が消費されているのだらう。

 制限時間を設定するとアンビリカルケーブルが切れた後のエヴァンゲリオンのように限られた活動限界時間を効率的にやるしかなくなる。リスト機能を活用したり、何かを書きたいと思った時だけの起動にしたり。連携アプリでの活動も増える。

SNS断ちよりも残機設定型の目標

 TwitterやClubhouseのアプリを削除してもよいのかもしれないけれど、それはそれで破綻することが目に見えているし、特にメリットがないから断てば良いだけのタバコや酒と違って多少の必要性や有用性もある。

もちろん、「やる事」は「やる事」で考えているのだけど、そうそう100個も「やりたい事」を思いつかなくて、代わりに「AをしていいのはX回まで」という「残機設定型」の目標が含まれるようになった。
 例えばラーメンを食べる頻度を健康の観点から減らしたいが、突然「もう食べちゃだめ」って決めたら悲しすぎるし、破ってしまうことになる。だからといって何も管理しなければ、変わりらない。そこで、「ラーメンを食べてよいのは年間10杯まで」と決めて、「正の字」を書くスペースを付けて管理することとした。まぁ既に破られてるので20杯、いや30杯まで……。

 問題になっているのは「しすぎない」ための方法論だ。アナログであっても制約効果がでればよいが、デジタルデバイスにモニタリングされて通知やブロックをされていく方が嘘はつきにくい。デジタルミニマリストを実現するためにこそデジタルに頼る必要があるという点に本末転倒感があるが活動限界時間のなかだけで楽しむようにしたい。

 代わりに起動するようになったのは Kindle アプリ。iPadやKindleを使った本格的な読書とは別建ての少しづつの読書体験があらためて楽しくなってきている。自分の余命が削りとられる前に、アプリの余命を設定するのだ。