太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

江戸前寿司漫画を読み込むほどに増えるサラダ軍艦の消費量

寿司漫画が好き

 仕事から帰って湯船につかる時の楽しみとして Kindle Oasis で本や漫画を読んでいる。疲れた心身に心地よいのはグルメ漫画だけど、酒が絡むと飲酒に繋がるし、手軽なジャンクフードはコンビニに走らせてしまう可能性がある。そんな時に安全に楽しめるのが寿司漫画なのだ。

 中でも『江戸前の旬』は Kindle Unlimited でお金を払えば無料なので風呂場で消化していくのちょうど良い。そんな訳で、様々な寿司ウンチクに詳しくなっていくのだけど、本当の寿司屋にはあんまり行ったことがない。

寿司屋の敷居の高さ

 昔はIT健保寿司と言う福利厚生があったが、今となっては使えない。せいぜい回転寿司屋に行くぐらいなのだけど、中途半端なウンチクを身に付けると安い回転寿司の王道ネタを食べなくなる問題がある。

 激安で仕入れた冷凍ネタであろうが、深海魚を使っていようが正確な味なんてわかりゃしないのに「なんか水っぽいな」「魚を切って寿司飯に乗せただけ」みたいな変なメタ視点が出てきてしまう。

江戸前寿司漫画を読み込むほどに増えるサラダ軍艦の消費量

 毎回食べているのはサラダ軍艦やツナ軍艦や河童巻き。海苔と酢飯と歯応えに山葵と醤油が効いていれば大抵は美味い。カニカマもツブ貝マヨネーズもオニオンサーモンマヨネーズも別ベクトルで美味い。

 考えてみれば江戸前の技法には冷蔵技術の無い時代に誕生したヅケなりツメなり酢締めなりの「仕事」があって、回転寿司屋が食えない刺身に「仕事」をしている感じが自分の中で均衡が取れているのかもしれない。知らんけど。

 コンビニでおにぎりでも買って食べれば良いじゃないかと思うのだけど、回転寿司屋の妙な居心地の良さとお茶ドリンクバーのためにカウンターに座っている夜もある。サラダ軍艦の消費量は江戸前寿司漫画を読み込むほどに増えていくのかもしれない。