万年筆にインクを吸わせたい
これまで、万年筆にはインクカートリッジを利用していたのですが、ボールペン等に比べるとインク切れの間隔がどうしても短くなります。インクカートリッジのスペアをほぼ日手帳のカバーに入れておく方法を思いついたものの、やっぱり邪魔になってしまうんですよね。
それにインクカートリッジをいちいち買っていると結構な金額になっていて、「不経済だな」と思ってしまったんですね。それで調べてみると、ボトルインクを利用すればコストパフォーマンスが良くなるそうなので、インク吸入を試してみる事にしました。万年筆歴は結構長いのですが、自分でやるのは実のところ初体験だったりもします。今だから言えることかもしれませんが。
コンバーターとボトルインクを購入

LAMY ラミー ボトルインク ブルーブラック LYVT08936 正規輸入品
- 発売日: 2012/11/23
- メディア: オフィス用品
LAMY Safari万年筆でインク吸引をするには、対応するコンバーターとボトルインクが必要となります。Amazonで購入すると並行輸入品だけあって、普通の文房具屋で買うよりもかなり安いです。Safari本体も半額近い価格になっていますし、国内品を買うのが馬鹿らしくなってしまうんですよね。
LAMY Safari万年筆へのインク吸入手順
コンバーターを万年筆にセットするとこんな感じ。
コンバーターの赤い部分を捻ると、ピストンが降りてきます。
ペン先をボトルインクに浸して逆方向に捻ると、ピストンが上がって空気圧でインクが吸入されていきます。
ボトルインクの下側にはインク拭き拭き取り紙がついていて、ペン先のインクを拭き取ることができます。
まとめ
最初は敷居が高かったのですが、実際に吸入作業をやってみると結構簡単ですし、妙な気持ちよさがあります。折を見てインクを補充しておけば、インクカートリッジのスペアを持ち歩かなくて済むのも気楽です。感覚的な話かもしれませんが、インクフローがよくなっている気もします。
カートリッジ1本のインク量は1.3mlなので、ボトル1つで38本分になります。値段はカートリッジ5本で400円、ボトル1つで1000円といったところですので、約3倍のコストパフォーマンスですね。拭き取ったりする分はありますけれど。これからもインク吸入をさせていって、文字通り「万年」使えるとよいなと思います。
[