太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

リゾートとしてのオフィスとリゾートとしての出費

仕事するのにオフィスはいらない~ノマドワーキングのすすめ~ (光文社新書)

久々の出社で散財

 もうずっと在宅勤務をしていたのだけどやんごとなき事情があってちょっと前に出社した。会社にはほとんど人がいないから感染リスクもほとんどないとは思うのだけど気が張って疲れた。

 一番の問題は出社すると当たり前のようにお金が減っていくという事だ。コーヒーマシンの水がいつ交換されているのかもわからないからコンビニでテイクアウトコーヒーを購入したり、自販機で水を買ったり。

 昼食をコンビニで揃えれば結構な金額になるし、おやつがわりのプロテインやヨーグルトも個食保存だと割高になる。大きな声ではいいにくいが交通費もだ。細かい出費が重なっていく。

出社するコストと向き合う

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 仕事が終わってから家に帰って夕食を食べると遅くなりすぎてしまうから帰り道に外食。こってりラーメン、唐揚げ、ライス。久々に外食しようとなれば過剰な注文をしてしまいがちだ。

 清掃と空調が行き届いた明るいオフィスに配置されたオフィス用のデスクとチェアで作業して、コーヒールームで休憩できるということについて当たり前に享受していたし、なんだったら行きたくないという気分にすらなっていたのだけど、それを自宅に作ろうとすると大変だ。

 もちろん、オフィスの設備の方が良い部分も多いのだけど、定常的なコストを支払っている部分も案外多い。バリスタで淹れたコーヒーや粉を溶いたプロテインの単価はすごく安いし、自炊すればカロリーコントロールも容易だ。

リゾートとしての出社とリゾートとしての出費

 在宅勤務が当たり前になってからの出社が何に似ているのかを考えると旅行中だ。普段はケチなぐらいなのに旅行中は細やかな飲食や交通費や入場料に躊躇しないし、酒や外食も一番いいものを頼んでしまうから気がつくとかなりの出費になっている。

都市の一等地に本社があることは、企業のステータスでしたが、社員がどうしても出社したくなるくらい魅力的な場所にオフィスを構えることが、未来の企業の価値となっていくかもしれません。

 テレワーク時代になって本社機能を避暑地や景勝地などに移す企業が出てくるんじゃないかとも言われているけれど、オフィス街にある会社にたまに出社するだけでもリゾートのような気分になるし、リゾートのような出費が必要となる。リゾートワークだ。

 それだけだと良いようにも聞こえるけれど、オフィスで働くために必要なコストがあまりに高くなっていると相対的に感じてしまった。可能な限りでは在宅を続けることになるのだけど、出社するのが当たり前の世界には戻りたくないなと。