100円ローソンで楽天ペイ
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破滅的とも思えるポイント還元キャンペーンを繰り返している楽天なのだけど、楽天ペイを利用するとローソンの支払いを楽天期間限定ポイントで決済できるから重宝している。なかでもローソンストア100は相対的に安いパンや卵や缶詰などが売っているのが便利。期間限定ポイントで決済してもポイントが還元される。
通常ポイントであれば Edy や投資信託に変換するのが定石だし、楽天市場の買い物を期間限定ポイントでするとポイント還元率が下がってしまう。期間ポイントの消費先は楽天ペイか楽天モバイルにするのが最適と考える。
楽天ペイを頼むほうが悪いのか
だけど、近所の100円ローソンだと楽天ペイの支払いが毎回のように失敗されて謎の時間がかかる。スマートフォンでQRコードを表示して「楽天ペイ払い」だって言われたら、レジを楽天ペイモードにして読み取ればよいだけなのだけど、とりあえずポイントカード読み取りモードのまま読み取ってエラー。楽天ペイ?って確認したあとにアリペイを選んでまたエラー。この辺りで面倒な客が理不尽を言ってきた感が醸し出される。
しまいに、楽天EDYを選んで「楽天EDYは対応してるけど楽天PAYには対応してませんね」などと適当なことを言い出す。自分の近所のローソンストア100はなぜかおじさん店員が多くて、その手の操作にとんと疎いようだ。いろいろな支払い方法があって大変なのはわかるけれど、同じ人が同じ間違いを3回ぐらい繰り返していて、こっちが悪いことをしているような気分になってしまったので、最近はわざと違う列に並ぶまである。
支払い方法の多様化に現場が追いついてない
ゴーゴーカレーの楽券で外国人店員から「むずかしいから使えないネ」って2店舗から拒否されたので絶対に使わないサービス。どのチェーン店も散々みたい / “マゾ専用のサービスである楽天の楽券を利用して、すき家や大阪王将で食事をする自虐…” https://t.co/lU1sB5wEji
— 池田仮名 (@bulldra) 2018年8月19日
同じく楽天が展開している楽券もひどかった。とにかく、店員まで使えることが浸透してないし、操作もややこしいので使用拒否。楽券には使用期限があるのでこっちも必死になってくると、クレーム客みたいに扱われて飯がまずくなる。このサービスのせいでゴーゴーカレー自体に行かなくなってしまったので、逆マーケティング施策だ。
キャッシュレスサービスが使えるようになるのはありがたいけれど、トップダウンで導入された支払い方法の多様化に現場が追いついてないのが現状なのだろう。ましてや気分の問題が大切な飲食店でこの手のサービスを安易に導入してトラブル発生率があがると本業にも影響する。支払い利用の拒否で追い返した客は本部から不可視化されやすいアンチ客となってしまうのだ。
そんなわけで、ユーザーとしてはキャッシュレス決済ができるのは便利だし、ポイント還元は嬉しいけど、そのハードルが現金よりも高くなる本末転倒感が残っていると店ごと淘汰されてしまうんだろうなと。