太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

『レールの外ってこんな景色』出版記念パーティで「ほんのちょっと、5%だけ外れてみよう」と改めて思った話

『レールの外ってこんな景色』出版記念イベント

 『レールの外ってこんな景色』出版記念イベントに参加しました。出版記念パーティといっても交流メインの飲み会でゆったりと進んでいましたが、共著者を含めて初対面の方々が多くて、ちょっと緊張。こういう会合に出ると、なんとなく部屋の隅にリアルはてなスペースが出来上がる現象に名前を付けたい

 そんな感じも開始前だけで、砕けた感じで盛り上がりました。ブロガーや編集者さんや企業の方も来られていて、色々なお話をさせて頂いたり、マネーフォワードの人に「セツヤクエスト2位」をアピールさせていただく事ができた。本来は節約ライフハックブロガーなんですよね。

芸人としてのポテンシャルを磨く必要性

 スクリーンに自分の名前やアイコンが映っているのが本当に不思議な感覚。僕の一言スピーチが真面目か!っていう内容かつカミカミだったのに対して、id:juverk さんがBCGネタを出してきて、僕も芸人としてのポテンシャルを磨く必要があると再認識しました。セルフブランディング

 技術系ブログの方も何人かいらしていて、 node.js を気軽に扱うためにはAWSの無料枠でT2.microを使えばみたいな話になったり。そろそろサーバーサイドにも手をだす時期かもしれません。はてなブログをハックするためにJavaScriptに手を出してちょうど一年ぐらいだったことに気が付きました。

色々なことが繋がっていく

 オウンドメディア運営やLINEスタンプやアフィリエイトなどについてもお話させて頂きましたが、それらひとつひとつがまた別の何かに繋がっていく感覚もあります。今回のKindle出版についても本当に繋がりの繋がりで参加させて頂く事になりました。

 関係者の皆様やご来場いただいた皆様に感謝いたします。『レールの外ってこんな景色: 若手ブロガーから見える新しい生き方』につきましては、本日発売ですので、ご感想を頂けると大変嬉しいです。

はじめの一歩を踏み出す

 書籍のタイトルは『レールの外ってこんな景色: 若手ブロガーから見える新しい生き方』であるものの、僕自身はあまり「レールの外」にいない人間です。普通の大学をストレートで卒業して、新卒で普通の会社に入って、そのまま会社員をやっています。性格も保守的ですし、地元族です。「レールの上」と言えば完全に「レールの上」でしょう。

 それでも、少しだけ違った道筋にも関わらせて頂くうちに、片方の脚をレールに置きながら、もう一方の脚をピボットできる範囲が徐々に増えていきました。未だに二歩目を踏み出していないので、僕にとっての「レールの外」とは「はじめの一歩」を踏み出しただけの状態なのですが、それで良いのかもしれません。

ほんのちょっと、5%だけ外れてみよう

 そんな感じであっても、過去なら与太話になってしまいがちな「こういうのって面白いかも」が本当に実現出来るような基盤が外部要因としても内部要因としても揃ってきているようにも思います。もちろん一人で出来る事は限られているし、絶対値で見たら、もっとすごい人が沢山居る事は僕自身がいちばん分かっていますが、それだけがボトルネックになる事はむしろ少ないのではないでしょうか。

 そういう部分については我ながらすごく運が良いというか、環境や周りの人々に恵まれやすかったのかもしれません。でも、だからこそ、それを当たり前だと勘違いするのも、分不相応だと敬遠するのも違っていて、偶然性すら味方につけて大切に活かしていくことが重要なのでしょう。

 僕の章タイトルである「ほんのちょっと、5%だけ外れてみよう」は、未だに自分自身に言い聞かせていることでもあります。会社と家を往復しているだけで無為に過ごしてしまう自分と、目論見もなしにフリーランスになって困窮しそうな自分の間に存在するかもしれない世界線に向けて確実な一歩目を踏み出し続けることを意識していきたいと改めて思いました。

 『レールの外ってこんな景色: 若手ブロガーから見える新しい生き方』につきましては、本日発売ですので、ご感想を頂けると大変嬉しいです。大事な事なので2回言いました。