渋谷餃子で休日ランチ
恵比寿近辺では平日ランチが多彩なのだけど、休日のランチを考えると途端にランチ難民になりがちである。毎回毎回ラーメン、蕎麦、牛丼というのも芸がないし、夜と同じ値段を払うのも残念。平日と休日で同じメニューが食べられる店は貴重である。
渋谷餃子にも平日ランチメニューがあるけど、メインの餃子はいつでも食べられる。なかでも大皿餃子は20個で880円というサービス価格なので下手な定食よりも安い。複数人で食べるメニューなのかもしれないけれど20個ぐらいならセーフだろう。30個はギリギリアウトかな。
餃子という完全食の一丁食い
大皿餃子が到着。流石の迫力である。休日なのでグレープフルーツサワーも頼んじゃう。レモンサワーのがよかったのだけど、この時は売り切れ。餃子はニンニクとニラの有無を聞かれるが、当然アリアリ。薄皮に包まれたジューシーな餃子をパクパクもぐもぐ。グレプルサワーの酸味がストライク。
さっと完食。餃子って皮と肉と野菜が組み合わさった完全食だから、そればかりを食べ続ける「一丁喰い」にこそ満足感があるように感じる。ご飯のお供にするのはセーフだけど、餃子だけでの完全試合をしたいという欲望には負ける。ラーメンに餃子をつけるという発想はアウト。
食卓にご飯と、汁物を含めたいくつかのおかずが並んでいる場合、まず一つに箸をつけると、ほかのものには一切手を出さずになくなるまでそれを食べ尽くし、次の食事に手をつけると同じようにそればかりを食べ……といった食べ方である。
いわゆる「一丁喰い」や「ばっかり食べ」って正式には「片付け食い」と言うらしい。マナーの話においては、そもそも複数のおかずが出てくる前提だし、栄養学的にもセーフだろう。
休日の昼からニラとニンニクたっぷりの大皿餃子を平らげながら呑んじゃったけれど、特にデートの予定もないから別に良いかぁとポケモンGOを起動しながらキラキラとした街を徘徊するアラサー独男はアウト? セーフ?