トルティーヤチップスにつけて食べよう
居酒屋のつまみでディップソースがついたトルティーヤチップスがでると嬉しかったりもする。コブサラダドレッシングがかかっているのもよい。美味いんだし原価も大したことないんだろうけれど、家でまでやることじゃないから、ちょっとした特別感。マックナゲットもマスタードソースを食べているようなものだ。
そんなことを思いながらスーパーで買い物をしていたら、トルティーヤチップス用のディップソースが陳列されていた。
お菓子がおいしくなるソースは有料です
値札がないし、惣菜を買ったらついてくるケチャップのような扱いだったら嬉しいと思いつつ、かごに入れてみる。フリトレーのお菓子とのセットじゃないとダメかもと思ってトルティーヤチップスも……1個38円(税抜)もしたよね。結構高いな。
気を取り直して食べてみる。トマト味ソースとドリトスナチョチーズ味の組み合せ。鉄板。
ドンタコスのが好きだけど、ドリトスもよい。
貴族の楽しみはハレの場で
ディップして食べてみるとチリペッパーやナツメグなどのスパイスが効いた本格的な味。刻み玉ねぎなども入っていて普通のケチャップとは全く違う。確かに美味い。美味いけど2個で税込82円かぁ。それだけでポテチが買えちゃうし、貴族の楽しみよね。
今日は各地でお祭りらしく、街を歩いていたら浴衣姿のリア充カップルが闊歩していたり、祭りのアナウンスや露店などが目立ってい>た。未だに水につけた缶ビールが500円とか、馬鹿なの死ぬの? 近くにコンビニがあって、プレミアムビールですら250円で買える現実。
そういう意味では露店には弁当屋におけるスペシャル弁当の効果があって、つまりコンビニチューハイですら相対的に安く感じさせるマジックが働く。オフライン購買履歴とクロスさせたアトリビューション分析っての本来的にはそういう所に潜んでいるのだろうけれど、エビデンスがないので計測が難しい。祭り(=カーニヴァル)には名目経済とは別の価値体系が成立しえるのだろう。
これがきっと居酒屋で300円だとか、コース料理の最初にでてきたら嬉しいしんだけど、単品でレシートに打たれていると心理的な障壁がある。Amazonでみたら40個1,642円。逆に業務用としてバルクで仕入れてしまえば貴族的な蕩尽ができるのかもしれないな。