途中下車をした鴨宮で晩酌タイム
箱根旅行の帰り道に鴨宮で一泊する事にしたのだけど、地元の居酒屋にも行ってみる。鴨宮「だいご」はホルモン道場とラーメン屋が併設されていて、やきとん(焼き鳥と表記)で一杯やってから締めのラーメンが楽しめる構造になっている。
早速、ホルモン道場に入ってみると満席。「ラーメン屋の方に行ってくれ」とのこと。そうは言っても、ラーメン屋でもホルモン道場のメニューが頼めるし、ラーメン屋のカウンターで飲む方が楽しそうなので快諾。
まずは瓶ビールとやきとんを楽しむ
こういう店では生ビールやホッピーよりも瓶ビールが好きだ。自分のペースで飲めるし、小さなコップで何杯も飲み干せるお得感がある。
やきとんも美味。レバーはしっかり焼かれたタイプだけどボソボソしていない。神奈川県内の厚木名物と言えば「シロコロホルモン」でB-1グランプリでも上位入賞常連なのだけど、神奈川県で「シロ」を頼むとシロコロ的な串が出てきて捗る。串は全品130円とリーズナブル。
締めの小田原系ラーメン
せっかくなので小田原系ラーメンの元祖である「支那そば むらた」にでも行こうと思っていたのだけど、このお店は週末にしかやってないし、系列店に行くにしても時間が遅い。やきとんが美味いならチャーシューにも期待が出来るだろうと早めのチャーシュー麺を頼む。
これが大正解。ややカリカリになるまで炙られた豚バラチャーシューが絶品で、やきとん屋のチャーシューはアツい、ヤバい、間違いない。どちらも「焼豚」なだけに本気を出してる。チャーシューの脂が溶け込んだスープも美味い。小田原ラーメンはブタの脂と醤油が強いので「二郎っぽい」とも言われているそうだ。
すっかりと満腹になってビールと脂でテラテラになった額を拭きながら店をでる。2,200円。チャーシュー麺が950円なので今回はせんべろの範疇じゃないかな。「ビジネスホテルが空いていたから」という理由だけで途中下車した知らない街で適当に入ってみた店が案外よかった。そんな経験が「思い出のレストラン」になっていくのかもしれない。明日で東京に戻る。旅の終わりだ。