太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

プロテインオートミールお好み焼きのノンオイル調理でフードテックの進歩を知る

「食」の未来で何が起きているのか〜 「フードテック」のすごい世界 (青春新書INTELLIGENCE 635)

オートミールプロテインパンケーキが苦手

 トレイニー向けの減量料理としてオートミールプロテインのパンケーキが幼名である。タンパク質や食物繊維が豊富なオートミールとタンパク質そのもののプロテインや卵が材料で、一般的なプロテインには人工甘味料やフレーバーが入っているので甘いのに完璧な栄養価のパンケーキができ上がる。

 甘いものを我慢しがちな減量期でも甘いものを食べられるのが合理的なのだろうけれど、僕自身は甘いものがあまり好きではないし、間食以外で食べるのが苦手だ。それでなくても甘くされがちなオートミール単体であっても白飯っぽくさせたり、お茶漬け風味にして食べている。

 オートミールプロテインと混ぜて焼き物を作るのであっても、旨味や塩気が欲しいのだからお好み焼き風味にできないかと考えて甘くないプロテインを探してみるとVALXのWPIプロテインのプレーン味が見つかった。

WPIのプレーンプロテインが料理に便利

 WPIとは通常のホエイプロテインからイオン交換や高細フィルターを用いてタンパク質分だけ独立してを抽出する製法。通常のホエイプロテインはWPCと呼ばれ、80%程度がタンパク質で残りは乳糖や脂質を含んでいるのに対して96.4%という驚異的なタンパク質含有率となっている。WPIプロテインのプレーン味のメーカーにも何種類かあるが、もともと山本義徳のYoutubeを見ていたり、コスト的な観点からVALXを利用することにした

 一般論としてWPIは乳糖不耐性の人向けのものと言われるが、タンパク質だけを効率よく取ったり、身体への負担軽減を考えるとWPIのが合理的。何よりもタンパク質そのものだから、微妙なミルク感だけでほぼ味がしないのが使いやすい。ブラックコーヒーやお茶と混ぜたり、甘くしたいなら冷凍フルーツやラカントシロップやバニラエッセンスなどを後から混ぜられる余地がある。混ぜられたものを戻すのは大変だが、混ぜるのは簡単だ。

ノンオイル調理のためのシリコン加工アルミホイル

 これで甘くない生地ダネは作れそうだが、せっかくプロテインの脂質をカットしているのだから焼き油も使わないようにしたいが、それにはフライパン用のシリコン加工アルミホイルが使える。

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 上記をフライパンに敷いたら油をひかずに焼いても肉や魚がつかないようにできるホイルなのだけど、オートミールプロテインお好み焼きにも使える。使った後のホイルを捨てればフライパンが汚れないのも便利。餅を焼くのにも使える。

甘くないプロテインオートミールお好み焼きの作り方

 ここまでの準備ができたら作るのは簡単。オートミール30gにプレーン味のWPIプロテイン15g。水を70ccほどを混ぜて生地ダネを生成。フライパンにホイルを敷いて中火をかけて温めたら生地ダネを注いで蓋。2分ぐらい待って下面が焼けてそうならひっくり返してもう1分。

 あとはお好みに応じて低糖ウスターソースと鰹節や青海苔なんかをかけたら完成。ふわもち食感でオーツ麦の旨味とソース味があって普通に美味いし満腹感も強いのに超高タンパクかつ食物繊維豊富で脂質は極限まで少ない。ボディビルダーの減量末期食にさえできそう。

 卵白も混ぜた方が綺麗に固まると思っていたが、ホエイのタンパク質凝固で試してもうまくいったのでミニマムとしてはオートミールプロテインだけで十分。味や栄養価のために卵を入れるのもよし、シーフードミックスや桜海老なんかも合うし、キャベツやニラで食べ応えを出すのもありだ。おやつに食べるならラカントシロップとシナモンがある。

食事科学の進歩をプロテインお好み焼きで知る

 以上まででプロテインオートミールお好み焼きのノンオイル調理方法を説明したのだけど、WPIプロテインを作るにはタンパク質だけを抽出する研究が必要となるし、焼き油が不要になるホイルにも技術的なブレイクスルーがあったことだろう。

 低温調理も美味くてヘルシーだし、0カロリーの多糖類を利用したラカントシロップも便利だ。分子ガストロノミーなんて言わてるけど、科学的に味や栄養価を操作するフードテックは15年ぐらい前と比べて想像以上に発展しているので楽しい。それはさておき、プロテインオートミールお好み焼きは普通に美味いし、手軽に作れてギルトフリーなのでおすすめ。