太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

禁酒中の夢でもし逢えたら素敵なことね

夢で逢えたら

リアルな酒に夢で逢えた

僕自身もライトアル中から脱却すべく断酒中の身である。既に酒が飲みたい!とはならないのだけど、飲み会や旅行が自粛されているのも大きい。飲み会中に酒を断るのはちょっとした面倒さを感じる。

 相変わらず禁酒を続けているのだけど、やけにリアルな飲酒の夢を見た。何かの拍子に甲類焼酎の炭酸水割りを飲んでしまう夢。なんとも言えないエグ味と喉が焼けて頬が温かくなる感覚。夢で逢えたのがビールでもウィスキーでもなく、甲類焼酎というところにアル中性が出る。

 ちょうど寝る前に無料公開されていた「じゃりン子チエ」を読んでいた事にも影響されている。どうしたってホルモン焼き屋と甲類焼酎は結びついてくる。クズ親父のテツも酒だけは飲まないのだけど、シラフでもクズなのがクズテツたる所以だ。

断酒すると夢の質が上がる?

 リアルな飲酒の夢を見たら現実世界でも酒を飲みたくなるのかと問われると、逆にそうは思わなかった。夢でリアルに酔った感覚になれるのであればますますもって現実世界で飲む必要はないんじゃないかと思える。

 むしろ、酒を飲まなくなってから楽しい明晰夢を見ることが増えた。もともと五感のある夢を見ていたが、戦闘や病気や失敗に巻き込まれて死亡と共に変な時間に目覚める悪夢が多かった。それが温泉やらゲームやらの穏当なテーマで笑いあり、感動あり、お色気ありの安いドラマのような夢を見る機会が増えたのだ。

禁酒中の夢でもし逢えたら素敵

 ある意味では、それだけの渇望があるという事なのかもしれないけれど、殺されて目覚めるよりかは気分がマシだ。良い所で起こしてしまう目覚まし時計に疎ましさを感じる程度には眠れているし、寝てしまう事に対するもったいなさのようなものがなくなった。

 正直な所で悪夢の範囲は家族やペットや当時の恋人に及ぶ事も多かったから、なるべく登場してほしくなかったのだけど、もし禁酒中の夢で逢えたら安いドラマを演じきる事もできるだろう。バニラスカイ、トータル・リコール、ルサンチマン。良質な睡眠は最高のエンターテインメントである。

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  • 作者:花沢健吾
  • 発売日: 2012/09/25
  • メディア: Kindle版