煮干しそのまま味噌汁
貧乏性なので出汁を取った後の煮干しをそのまま具にしてしまう
— 池田仮名 (@bulldra) 2020年6月5日
ここのところで色々なバリエーションの味噌汁を作るようにしているのだけど、事前に水に漬けて出汁を取った煮干しは取り出さないでそのまま食べるのが当たり前になっている。
タンパク質もカルシウムもオメガ3脂肪も取れるので捨てるという選択肢がないし、何よりも美味しい。しっかりとした食べ応えにもなるから「汁物」と「副菜」の両方を兼ねてくれる感覚がある。
ご飯と味噌汁とあと何か
本書には「一汁一菜の実践」として、著者の土井さんが普段作り、実際に食べている味噌汁の写真がある。焼いたピーマン、トマト、きゅうり。なんでもうまい味噌汁になる。だしをとるための煮干しもそのまま具として食べてしまっても良い。
料理研究家の土井善晴が書いている本でも煮干しをそのまま具として食べてしまうことが提唱されている。これに刺身や漬物などのご飯のお供があれば言うことない。刺身と漬物は調理不要で美味いし、糖質や油分が少なくてそれぞれタンパク質と食物繊維が豊富だ。
自炊ってこんなに簡単だったのか
ステイホームが続いて毎食毎食を自炊するようになったが、凝ったことはたまにしかできないから、炒めたり焼いたりがすごく減っている。炊飯器で麦飯、ホットクッカーで具沢山味噌汁、あとは切ったら食べられる主菜と香の物ってしておけば自律的な料理時間は数分だ。わざわざ外食しにいく方が面倒まである。
仕事の内容は多種多様で「最適解は場合による」となるのに対して、家事に求められる効果はある程度普遍的だ。それでいながら工学的・科学的な最適化の追求が緩かったし、精神論が跋扈しがちな分野でもあったため「伸び代」が大きいと言える。
とはいえ 、食事においては希少栄養素や同一毒素蓄積の問題があるので、毎食同じ物ばかりを食べるのは精神的にも身体的にもリスクが高い。ある程度のバリエーションを確保しつつも普段は麦飯と煮干しの入った具沢山味噌汁が美味い。