味噌汁鍋煮込みうどんの充実感
最近の休日は自炊を再開していて、もつ煮込みとかカレーとか野菜炒めなんかを中心に作っているのだけど、男のひとり飯なので徐々に雑になっていく。なかでも「味噌汁鍋煮込みうどん」とでもいうべきものが我ながらひどい。
300gで108円のうどん乾麺100gと9本108円の小松菜3本を茹でる。茹で汁をいったん捨ててから水と味噌とだし汁で煮こむ。薬味にネギと生姜と七味唐辛子を少々。お腹とお金と余裕があれば卵を落としてもよい。鍋のシメを最初からやってる感じ。
雑な煮込みうどん……雑煮うどん
鍋ごとテーブルにもってきて、ずり出しうどんの要領で食べるのがポイント。うどんは味噌汁を吸い込んでグダグダになっているし、小松菜や卵を含めて茶碗何杯分もあるので満腹感が半端ない。もりうどんでの100gなんて一瞬で食べてしまえるのに煮込むと手ごわい。
甘い赤味噌を使った味噌煮込みうどんではないし、醤油出汁で具が豪華な鍋焼きうどんとも違う。どちらかといえば味噌汁にうどんを入れただけの感じ。味噌汁の具はミョウガでもほうれん草でもよい。
雑な煮込みうどんって考えると「雑煮うどん」でもあるのか。うちの雑煮は小松菜と鶏肉のすまし汁ならのでうどんよりにゅうめんが合いそうだけど。まぁ、そんな話はどうでもよくて、鍋ごと持ってきてハフハフ食べる味噌汁煮込みうどんは安くて簡単なのに妙な充実感があってよい。