太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

恵比寿「瞠」の油そばは極太麺の中華風パスタにタバスコをかける

「瞠」と書いて「みはる」と読む

 恵比寿の街を歩くとところどころにラーメン屋やうどん屋がある。とはいえ昼間にいくと混んでいるし、ランチタイムサービスがひしめくなかでは相対的にコストパフォーマンスが悪くなりがちなので夜に行くことが多い。だから太る。

 最近はうどんや蕎麦のが好きだと言いつつも、ときにはジャンクなものも食べたいという欲求に油そばはうってつけ。瞠は濃厚魚介つけ麺がメインだが油そばも看板にしている。漢字が読めなかったが「みはる」と読むのが正解。

タバスコをかける油そばは中華風パスタのようで

 油そば(830円)を注文。サービスで味玉が付く。ネギと鰹節が食欲をそそる。

 油そばと言えば、ラードと醤油のタレで味を作って、辣油と酢をかけて味を調整するところが多いのだけど、ここはタバスコ。タバスコは唐辛子と塩と酢だから、そう違いはないのだけど、途端にパスタっぽくなって目を瞠る。油そばは普通のラーメンのスープを飲み干すよりはカロリーが低いといわれている。タバスコでかく汗で新陳代謝アップも期待できるか。

やっぱり油そば

 タバスコをかけて混ぜ混ぜしてると極太麺の中華風スパゲッティっぽくもあるが、ひとくち食べればラーメンっぽい麺やタレが主張する。これまで食べた辣油と酢の印象が強い油そばはまた違う味わい。ネギと鰹節が味のアクセント。

 タバスコとか鰹節とかの要素があるならジャンクガレッジみたいにチーズと生卵を入れた中華風カルボナーラが食べたかった気もする。油そばというジャンルにはまだまだ追求のしがいがあるようだ。