小泉さんに誘われて目黒二郎
今期のマイ覇権アニメこと『ラーメン大好き小泉さん』がスタートした。ポプテピピック?なんですかそれは?
第一話は『ヤサイマシニンニクカラメ』。いきなりの二郎である。これ以上に残虐非道な飯テロは存在しないのではないか。気がついたらラーメン二郎目黒店に並んでいたラーメン大好き池田さん。愛しの三田二郎は日曜定休なのだ。
都内唯一のワンコイン二郎
ラーメン二郎目黒店の特徴はなんといっても頑なに値上げをしない姿勢。
メニュー | 値段 |
---|---|
小ラーメン | 500円 |
小ラーメン豚入り | 600円 |
小ラーメンW豚入り | 700円 |
大ラーメン | 600円 |
大ラーメン豚入り | 700円 |
大ラーメンW豚入り | 800円 |
三田本店のラーメンは600円。支店やインスパイア系だと700円も珍しくないのに脅威の価格設定。都内唯一のワンコイン二郎である。ペットボトル自販機も130円という時代が止まったかのような価格設定。消費税が増税された時も価格を据え置いたという。
乳化控えめの液状脂
開店20分前から並んだが既に長蛇の列。結句50分待ちだったが、寒空のなかでする二郎待ちの読書も味わい深い。小泉さんも読書をしていたし、巷では二郎の行列中に語り合う二郎合コンなんてのもあるという。
着丼。コールはヤサイニンニクアブラ。ラーメン二郎目黒店はマシマシを受け付けてくれないし、カネシは卓上にある。スープは殆んど乳化しておらず液状の脂が透明になって浮いている。
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「澄んだスープ」が暴力的な意味合いを持つのは二郎と家系だけ。無骨なワシワシ麺と塩辛いパサ豚。決して大盛りにしてくれないクタヤサイ。これこそがメグジなんだと思い出す。全然褒めてるように聞こえないだろうけれど、だからこそ全てがいい塩梅なのだ。これが500円で提供される幸せを噛みしめて帰路につく。