超粗挽きビーフハンバーグステーキ
BEEF100%‼️200g‼️
— 【公式】松屋 (@matsuya_foods) 2020年2月25日
『“超粗挽き”ビーフハンバーグステーキ定食』新発売🎉
牛肉の旨みを引き出す松屋特製ソースで召し上がれ😊#食べればわかるさ#ビーフハンバーグステーキ定食
松屋の期間限定新メニューにビーフハンバーグステーキ定食が登場した。超粗挽きビーフ100%が200g。
本体価格790円。チーズトッピングで+100円。目玉焼きトッピングで+60円。ご飯大盛り無料で都合950円。なかなかのプレミアムメニューだ。
松屋の株主優待券は丼や定食が自由に食べられる魔法のカード。期間限定の高額メニューがあるほど輝きを増すのだけど、今回はシュクメルリ鍋定食に発動。
そうは言っても株主優待券があるので価格は気にしない。定価が高い方が良いまである。ご飯大盛りにするかを聞かれたので大盛りを選択。酒を飲まない代わりにご飯はいくらでも食べて良い感じになっている。
中途半端なプレミアム感が仇か
ハンバーグは確かに粗挽きだし、繋ぎや野菜も感じない。濃いデミグラスソースやマッシュポテトがわりのポテトサラダにもご飯が進むのだけど、総合的な満足感はブラウンソースハンバーグと大差ない。ビーフ100%にこだわるばかりにスジ肉が多くて食感が微妙なのがいただけない。
濃い目のデミグラスソースに慣れ親しんだ自分からすると物足りなく感じてしまうかもと思ったが、食べて見ると塩胡椒の効いた肉汁でちゃんとご飯が進む。チーズももちろん美味いが肉そのもの旨味がダイレクトに味わえる。
プレミアム感を出すのであれば、もっと肉の味がわかる味付けのが良いし、200gやビーフ100%に拘らずともスジ肉や軟骨を入れずに仕上げた方が満足感が高いように思う。結局はソースでご飯が進んでいるだけで、合い挽きでもキャベツハンバーグでも代替可能どころか満足度が高いだろう。
松屋の中での950円問題
とはいえビーフ100%でボリュームを確保してチーズも目玉焼きもついて950円は相当厳しい闘いだったのだろう。美味いハンバーグ定食は基本1500円からである。松屋の中ではプレミアムでも他の店と比べるとチープになってしまうのは致し方ない。
株主優待勢としては無責任に1500円で最高のハンバーグ定食を作って欲しいと言えるが、経営判断としては成立しないこともわかっている。チキンカレーやシュクメルリが良かったので常勝感があったのだけど、牛肉のハンバーグでコストに見合った満足感を作り出すのは松屋をもってしても難しいと感じた。