飲み会の後に豚骨ラーメンが食べたくなる
飲み会から解放されるとひとりで豚骨ラーメンが食べたくなる。すでに飲んだり食べたりしているし、後は寝るだけってわかっているのに食べたくなってしまう。特に不満がなくてもだ。
帰り道に遅くまでやっているラーメン屋があるのもいけない。21時ぐらいで閉店するラーメン屋に憤慨したこともあったけれど、それはそれで正しいのだと思う。22時を超えたら飲んだ後と思わしき客ばかりで賑わっている。自分を棚にあげつつ少しガラが悪い。
いっさいがっさいを忘れよう
普段はベーシックな豚骨ラーメンを頼むのだけど、どうにも替え玉をしたくなる。替え玉までしたら糖質的にもヤバイという酔っぱらいなりの理屈で「いっさいがっさい」という全部載せを頼んでいた。「下手の考え休むに似たり」ってのはポジティブな解釈で、「下手の考え休むよりも害悪」ってのが実情である。躁状態で致命的なことをやらかすなら、鬱状態で寝ていた方がマシ。
写真というやつは厄介で、僕が全部載せを食べたという事実を残している。いっさいがっさいを忘れるために食べたラーメンのいっさいがっさいを記録しているライフログの矛盾。
濃厚ダブルとんこつラーメンもよかったな。
流石に、これだけのチャーシューやら卵やらを食べたあとの替え玉はしていないって事は覚えている。はっきりわかんだね。
濃厚ダブルとんこつラーメンなんてのもあったようで、これならスープだけでも満足できたのかもしれないな。ともかく、僕は飲んだ後は真夜中ラーメンがしたくなって、その記録を後から見返して後悔しがちなのだけど、ラーメンぐらいで済んでいるという話ではあるのかもしれない。
そもそも真夜中ラーメンには安全に痛い自傷という側面もあって、こころが満たされない状態を物理的な満腹感で代替することで致命的な何かを避けてきたのかもしれないと思う。なんてことはともかくとして、飲み会の帰り道に目にするラーメン屋があるのは良いのか悪いのか。

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