太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

待てば無料系の漫画アプリで自分専用日刊漫画雑誌の編集長ごっこをする楽しみ

編集王(1) (ビッグコミックス)

今週のお題「おうち時間2021」

 漫画については単行本派で漫画雑誌を読むという習慣がなかったのだけど、それだけと評価が高い漫画ばかりを読むことになってしまうし、結果としてお金もかかる。10巻程度で終わる漫画であっても全巻セットで買えば5,000円なんてことにもなるが、読み返す漫画は限られている。

 蔵書として保有するなら可能な限り Kindle のライブラリに入れたいという志向があるが、もっと気軽に色々な漫画を読んでいきたいと思って「待てば無料系」の漫画アプリを活用することが増えてきた。

 現在は様々な事業者から漫画アプリが出ており、例え無料であってもソーシャルゲームのスタミナシステムのように時間経過で読むためのチケットが回復したり、ログインボーナスがもらえるシステムになっていることが多い。

iPad で読むなら携帯アプリも馬鹿にできない

 スマートフォンの小さな画面で漫画を読むことについては未だに理解し難いが、 iPad などのタブレット対応アプリで読めば漫画雑誌と同じサイズ感。メジャーなアプリは高精細画像で配信されるようになってきているし、印刷コストが掛からない分カラーページも多い。

 読める作品については名作漫画のリバイバルもあれば、オリジナルの新作もある。単行本が絶賛発売中の作品についてまで「待てば無料」になっていることは少ないけれど、1巻分が無料公開されていることもある。

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 集英社系の漫画アプリである『ジャンプ+』で自分が読んでいるのはこんな感じ。オリジナル連載の『怪獣8号』や『推しの子』なども面白い。

自分専用の漫画雑誌デッキを組む楽しみ

 彩り豊かな漫画作品を試し読みして、自分の好みに合わせたお気に入り設定をしていくのは自分専用の漫画雑誌デッキを作るような楽しみもある。とりあえず無料で読み始めて、続きを読みたくなればお気に入り、気にいらなければおしまい。

 それらの作品を第一話から読めるのも良い。これまでは漫画雑誌を買ったとしても「途中からだと文脈がよくわからない作品」が掲載されがちで、本当は面白い作品だったかもしれないのに読み飛ばしてしまうことがあった。

 それが、自分のペースに合わせて開始時期を同期させた上で、時間経過で読むためのチケットが回復していくので、自分の好きな作品が自分のためにタイムシフト連載された日刊漫画雑誌を作り出すことができるし、お気に入りリストをメンテナンスすること自体が編集シミュレーションゲームのように楽しめる。ジャンルのバランスとか考えちゃったり。

新しい漫画との出会いと「待つ」楽しみ

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 サイコミの作品群も好きだ。『明日、私は誰かのカノジョ』につられてインストールしたのだけど、ラブコメから異世界ビジネスから不倫サスペンスからゲーム製作秘話まで。これまであまり認識していなかった新しい漫画との出会いがあった。

 そのあたりは音楽のサブスクリプションにも似ているが、音楽と漫画アプリで異なるのは「連載」を擬似的に行えること。もちろん単行本で一気に読んでしまいたいこともあるが、毎日少しづつ読める渇望感や次への想像もスパイスとなる。「待てば無料」であることはお財布にも優しい。

 そんなわけで、待てば無料系の漫画アプリで自分専用日刊漫画雑誌の編集長ごっこをするのは楽しいし、互いのデッキを交換しあったりしていきたい。お気に入り作品の傾向でマッチングするアプリとか出てきても良いぐらいなのでは。

編集王(1) (ビッグコミックス)

編集王(1) (ビッグコミックス)