シトラス&スパイスノーツ
気分転換用のコーヒーとしては酸味が強いケニアガチャタが好きなのだけど、目覚めの一杯にははもう少しマイルドな方がよいと思いながら、色々な豆を買っている。
今回はカティカティブレンド。青と白のパッケージが鮮やかなスターバックスの新作である。「KATI KATI」とはスワヒリ語で「~の間に」という意味で、エチオピアとケニアの2カ国原産の豆をブレンドしていることからその名前となっている。ケニア産は酸味が強く、エチオピアはダークチョコレートとペッパーの風味があるのでブレンドすればシトラス&スパイスになるという塩梅だ。
シトラスよりもモカジャバの旨みを感じる
シトラスとスパイスの風味、ほのかなフローラルの香りと鮮やかな酸味のバランスの印象的な、ほどよいコクのある東アフリカ産のブレンドコーヒー
今回もフレンチプレス。アイスコーヒーのが風味が立つようなのだけど、ホットでも大丈夫とのこと。説明文を読むと「バランス」を重視している。250gで1330円(税抜)。抽出するとやや濃い目のブラウン。
飲んでみるとモカジャバに近い。ごくごく僅かな酸味がダークチョコレートのような味わいを引き立てている。フレンチプレスだから余計にそうなのかもしれないけれど、苦味や酸味ではなくコーヒーオイルの旨味を強く感じさせる。粉っぽさもまたよし。香りはあまり強くない。
余談だけどスターバックスの豆パッケージには留め金具がついていて、密閉容器がなくても一時保存をしやすいのが便利。朝の定番はしばらくこれにしてみよう。