太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

人感センサー付きLED電球こそ顧客が本当に必要だったもの

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スマートホームを実現する為の枯れた技術

特定の条件で起動をさせるのには iPhone のショートカット機能にあるオートメーション設定が便利だ。位置情報の変化や特定の Wi-Fi 接続イベントをトリガに任意の操作を行う事ができる。

 そんなわけで、一挙にスマートホーム化してきている我が家なのだけど、最も改善したい不満は照明にあった。キッチンに行ったり、トイレのたびにスイッチを探さないといけないし、つけっぱなしになっている照明を消しにいくのも億劫だ。声やアプリで操作するのはスイッチを押すよりも煩雑だし、自分がいる場所にだけ勝手に電気がついていて欲しい。

 そう考えて昔からある人感センサーライトに思い至ったが既存の照明に追加で設置するのもしんどい。なんてことを思いながら見つけたのが、 通常の照明器具にそのまま取り付けられるLED電球に人感センサーがついた商品。中華ベンチャーの領分だと思っていたらアイリスオーヤマが安価に提供していて安心。

No UI こそが最高の UX である

 リビング兼寝室以外の照明を人感センサー付きLED電球に切り替えておくことで、移動した場所の照明がよしなに明るくなって、いなくなってから2分間で自動的に消えてくれる。玄関、廊下、洗面、トイレ、キッチン。快適。LED電球なので白熱灯よりも電気代が安いし、蛍光灯のように明るくなるまでのタイムラグもない。

 これこそが「顧客が本当に必要だったもの」だと思ったりもする。繰り返しになるけど、わざわざ声やアプリで操作するのはスイッチを操作するよりも面倒になるし、値段も高いし、明るくなるまでの遅延もある。大がかりな仕組みやインターフェイスを考えるよりも、何にも操作しないでもよしなに動く方が良い。

 これはシステム設計にもあてはまって、華美なグラフや複雑な軸操作ができるような機能を作り込んでも結局使われなくなってしまいがちだ。まずは問題を感じる場合を検知して自動で動いてもらう仕組みを作れないかを考える必要がある。No UI こそが最高の UX なのではないか。