憧れのキッシュが手軽に食べられる
憧れお洒落料理のひとつにキッシュがある。キッシュとは、パイ生地やタルト生地で作った器の中に、卵と生クリームと具材を入れてオーブンで焼き上げるフランスの郷土料理。お洒落カフェ飯の定番メニューではあるのだけど、結構いい値段がするし、男一人でそれだけを頼むのは少しアレ。
ビストロ石川亭のプリフィックスランチセットではハンバーグやチキンソテーなどの主菜を待つ間に食べる手軽な前菜としてベーコンとチーズのキッシュを選べて嬉しい。サクサクの生地に卵感のつよいグラタンといった塩梅で美味い。
見た目は荒々しいのに繊細なキャベツハンバーグ
前菜を食べながら待っていると、巨大なキャベツハンバーグが到着。ライスも無料で付けられる。
パンやキッシュがお腹に溜まっているし、持て余すことも覚悟したけれど、キャベツがザクザクと入っていて食べやすい。ロールキャベツの内側と外側が逆転している感じだけど、キャベツメンチという先輩もいる。濃厚なデミグラスソースがご飯を進ませる。
キッシュ系女子とキャベツハンバーグ系男子
見た目は荒々しいのに繊細な内面を隠し持ったキャベツハンバーグ。そういえば、一見して草食系男子だけど内面は肉食な男子のことがロールキャベツ系男子と呼ばれていた。その逆はアスパラベーコン巻き男子らしいけど、最初からアスパラが見えてるのは違う気がするから、キャベツハンバーグ系男子が正しいのではないか。
そう考えると、さしずめキッシュは話してみたら気さくだったお嬢様かな、なんていうカップリング妄想をしているうちに、お昼休みが終わる。プリフィックスランチで選べる前菜と主菜は他にもあるのだけど、毎回この組み合わせに落ち着いてしまうんだよなぁ。