太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

参照装置の iPad を売却してアナログ入出力装置になる iPad に買い換える?

新しいコンピュータをつくる。enchantMOONの誕生 ソフトウェアベンチャーが変える、ものづくりのかたち MAGon

参照装置としての iPad が不要になった

 iPad Air 2に期待するのは雑誌であり、漫画であり、アルバムであり、参照ノートであり、ジュークボックスという役割。

 iPad の役割は部屋の中で使う参照装置に割り切っていたのだけど、縦置きピポットディスプレイがシームレスに操作可能な巨大タブレットとして活用されるようになってから不要になってきた。雑誌も音楽もシームレスに操作できる方が使いやすい。

 その一方で、ポンチ絵を落書きしながら構成を考える事が増えていて、それらをデジタルに保存する作業を面倒に感じる事も増えた。そうなると最初からペン入力ができる新しい iPad への買い替えが視野に入ってくる。ピポットディスプレイによって iPad に求める役割もピポットされたが昔の iPad Air では役不足だ。

アナログ入力装置の必要性

 しかし、見たり聞いたり想像したりして、頭のなかにあるもやっとしたものを一旦は外に出して、そこから作りたいものを固めていくためのメモの段階については、手書きというアナログ入力を使って、あれやこれやと消したり書いたりした方がスムーズです。

(中略)

 人間の感覚もこれと似ていて、本当はデジタルな情報として与えられたものであっても、その中から連続性を導きだし、連続した(アナログな)情報として処理したり記憶したりするほうがずっと簡単なのでそのような本能が最初から備わっているのではないか、と考えたのです。

 enchantMoon がやろうとしていた事が自分にも必要だとやっと思えてきたのだけど、当時の理念と物理的な快適さはどうしたって乖離していた。とはいえ、新しい iPad で快適なペン入力が開発されてアピールされてきたことに多少なりとも関連があるのかもしれない。

新しい iPad をこうたやめた音頭

 そうとなればと「Apple Trade In - Apple(日本)」でオンライン見積もりをしたら7000円。5年以上前の機種だし、実際に査定したらもっと下がってしまう可能性もあるけど使わないものを持っていても仕方がない。

 これを元手にしてペン入力のできる新しい IPad を買おうとスペック比較をしていたのだけど、思ったよりも物欲が湧いてこない。使いたいシーンを思い浮かべるほどにあんまりフィットしてこない。

学習用タブレットが羨ましい

 アウトドアに持っていくには耐久性に難があるし、風呂につかりながら YouTube や雑誌を見るには防水機能がない。机の上で本を読むならピポットディスプレイを使うし、絵を描くなら紙の手帳がシンプルだ。防水防塵耐衝撃を考えると高過ぎると話題になっていた学習用タブレットが羨ましい。

10.1インチ液晶にIntel Atom Z8550、4GBメモリ、64GB SSD搭載で、児童でも安心して使えるよう堅牢性と防水防塵機能を兼ね備えています。

 これに3年間の LTE 回線繋ぎ放題やら学習サービス使い放題やらついて捗りすぎるんじゃないかと思ったりもする。キャンプに持っていきたいタブレットNo1だが、そもそもデジタルから離れるためのキャンプだ。

手帳をデジタルに取り込む作業の問題

 結局のところで、最も快適な入力装置は紙の手帳であって、あとは手帳に書いたものをデジタルに取り込む作業の問題である。最終的には手書きからの清書が必要になる事を考えると、時間がない時は写真で撮っておけばよいだけなのではないかと思ったりもする。

 そうなると無理にタブレットを買う必要はなくて、ただ今持っている iPad Air を手放すだけでよいのだろう。無駄にしないようにと無理に活用方法を見出そうとしてみる事自体が一番の無駄なのかもしれない。また欲しくなったら考えよう。