ラーメンと餃子のセットが分からない
ラーメンの副菜と言えば餃子が人気なのだけど、自分の中ではあんまり頼まない組み合わせである。皮も具もタレもラーメンに近すぎてぼやけてしまう気がする。
どうしても副菜を食べて欲しいというんだったら唐揚げを食べたい。タンメンと餃子のセットを「タンギョウ」と言って公式メニューにある店が多いのだけど、「タンカラ」がない店はもぐりだ。
家系ラーメンは餃子を頼んだ方が満足度が低くなる問題
そんななかでも家系ラーメン屋のポイントカードサービスで餃子が無料になったから頼んでみたのだけど、ご飯おかわり自由契約の家系ラーメンと餃子の組み合わせが一番良くない。
如何に濃いめ多めのスープを使いこなして大量のご飯をお腹に入れようかと夕方から考えていたのに初手の餃子で腹八分目。せっかくのごはん無料サービスなのに中途半端な満足度のまま店を出てしまった。唐揚げはお腹にたまらないので実質カロリーゼロだが、餃子のカロリーは高すぎる。
機会コストに自覚的になるべき人生の折り返し点
僕自身は人生の折り返し点を過ぎつつあるのだけど、例え絶対的な時間軸として半分あったとしても、胃袋の大きさや集中力が確実に小さくなってきていることを感じる。そう考えると「残り」のキャパシティは想像以上に少ないのかも知れない。
「もう若くない」ないのだし、胃袋も時間も有限なのだから無料であっても餃子を頼んだり、必要のない本を読んだり、SNSで時間を費やす機会コストについて、もうちょっと自覚的にならないといけないのだろう。そんな敗北感を噛み締めながら夜の街を歩く。家系ラーメンはサービス餃子を頼んだ方が満足度が低くなるのだ。