太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

自分の天然ボケは酒のせいだと思い込んでいるただの底スペック問題

今夜、すべてのバーで (講談社文庫)

なんか忘れている気がする

 酒を飲むのをやめた理由として、なにか色々な事を忘れたり勘違いする機会が増えたような気がするというのもある。致命的な問題にはならない程度のヒヤリハットが続く。

 ハインリッヒの法則によれば、重大なトラブルの裏には29件の軽微なミスと300件のヒヤリ・ハットがあるとされる。300件のライフゲージが削られていくのは、あまり良い気分ではないし、他にもないかの不安感が高まる。

別に酒のせいじゃなかった

 なにかしらの勘違いや失敗をしている時には酒を飲んでいたり、睡眠不足だったりという言い訳ができる状況が多かったけれど、現在は酒を飲まないし、普通に寝ているので言い訳がきかない。

 それでもヒヤリハットが続くのであらば、自分の純粋な能力の問題になってくるのがしんどい。「自分を発達障害だと思い込んでいる低スペック」というパワーワードがあったけれど、それに近いものがある。

ピーターの法則と仕組みの問題

 言い訳をすれば、仕事や生活のなかで考えたり、ケアすべき範囲が若い頃に比べて広くなっているというのはある。組織構成員は能力の極限まで出世していくため、有能な平社員は無能な中間管理職になる。ピーターの法則である。

 繰り返しますが、ひとつひとつは冷静になれば大した話ではないのです。それでも契約数が多くなるごとに暴力性を帯びてくるように思われます。短時間のうちに使える意志力の合計量は個々に決まっており、それを超える意志力を発揮するのは難しいわけで、10個までなら冷静に対処できても100個になれば1個ぐらいバカになる瞬間がでてきてしまうのも仕方がないのです

 つまり、どこかでバカになる瞬間が生まれやすくなるまで戦線が広がってしまったのが現在の状況なのだろう。それは禁酒だけで解決できるものでもないし、既にバッファを使い果たしている状況がまずい。

 結局のところでもっと人を使うとか、塩対応していくとか、仕組みを作るだとかに正面から向き合わないといけない時期にきたという事なのだろう。しかしながら知力も体力も落ちてきてから問題の難易度もあがっていくというのは人生の無理ゲー感を感じる。

新版 はじめての課長の教科書

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  • 作者:酒井穣
  • 発売日: 2014/03/20
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)