太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

ワカモレというスムージーやスパイスカレーに進化できるジャンク減量食

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ワカモレソースが美味い

 ここのところでワカモレにハマっている。UberEats でデリバリーしたタコスのソースが美味かったと作り方を調べていたら意外に簡単にできる。

ワカモレは、アボカド、トマト、タマネギ、ライムの果汁、食塩、コリアンダー、チリセラーノを、「モルカヘテ(英語版)という石臼と「テホロテ」(tejolote)という短いすりこ木のような石ですりつぶして作られる。この中でアボカドの配合量が最も多いので、アボカド独特のコクがあり、アボカドの色、つまり緑色のペーストに仕上がる。

 自作するには以下のような食材と調味料をミキサーにかけるだけ。厳密に考えなくても大体は美味い。

  • アボカド
  • ピーマン
  • 玉ねぎ
  • セロリ
  • レモン汁
  • マキシマムスパイス
  • マスタード
  • タバスコ

 特筆すべきはアボカド自体に油分があるため、油や砂糖を添加しなくてもコクや乳化が申し分ないこと。アボカド100gで150kcalあるものの1回に使うのは50g程度で75kcal。ダイスカットの冷凍アボカドをジップロックで保存しておくのが便利だ。

 生玉ねぎは刺激が強いので短時間でも温めた方がよい。本場のレシピだとパプリカや青唐辛子やライムを使ったりするが安く手に入れるのは難しいので、かわりにピーマンを多めに入れることで安価にほどよい青臭さを演出できる。どうせ緑色に収束するし。

ワカモレソースをタコスで活用

 高性能なドリルを持ったら穴をあける場所を探したくなるように、美味いソースが作れたらそれをかけるものを作りたい。ワカモレディップでドンタコスやドリトスなどのトルティーヤチップを食べたらそりゃ美味いが減量食にはならないので、低カロリーなタコスを作ることにする。

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 皮を剥いだ鶏胸肉、ブロッコリー、後にワカモレに使う玉ねぎをジップロックに包んでクックフォーミーエクスプレスで63度1時間以上の低温調理。

 低温調理状態の放置で肉も野菜も茹で卵も一緒につくれるのが便利。

[冷蔵] デルソーレ フラワートルティーヤ 10枚

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  • 発売日: 2018/06/23
  • メディア: 食品&飲料

 今回は薄焼きのフラワートルティーヤを利用した。1枚あたり83kcalなので3枚まではご飯と一緒。トルティーヤやピザは厚みによる恩恵をカロリー以上に得られにくいので薄焼きを選ぶだけで食べ応えがあんまり変わらずにカロリーが下げられる。もちろん揚げたりするのもNGだ。

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 レタスやトマトを用意してからフラワートルティーヤにとろけるチーズを載せてレンジ30秒。このビジュアルである。ワカモレグリーンスムージーに差がないことも相まってシビアながらも優雅な減量をしているボディビルダーの朝食にしか見えない。

ワカモレタコスでジャンク減量食

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 あとはトルティーヤに材料を載せてワカモレソースをたっぷりかけて巻いて食べるだけ。色々な味わいと歯応えが絡まって美味い。すごいジャンク感で満足できるのに材料も調理方法もボディビルダーが食べるようなものと大差がない不思議。

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 二つも食べたらお腹が膨れてくるので残りはチキンサラダに。ワカモレはサラダドレッシングとして使っても良いがトルティーヤがある方が食べ応えも旨味も強い。

そんなこともあって、ドレッシングを自作するようになった。といっても、玉ねぎ、にんにく、お酢MCTオイル、塩、マキシマムスパイスをよしなに入れてミキサーにかけるだけだ。玉ねぎ半分で5皿分ぐらい生成できるし、味も大好きなフォロのドレッシングを彷彿とさせる。

 ドレッシング自作自体は元々していたがMCTオイルの風味やカロリーが気になっていたので、ダイスカットのアボカドをミキサーしてコクのある油分を作るのが「正解」なんじゃないかと。

イーブイ料理を完成させるロマン

各地のレトルトカレーを食べながら、自分なりのカレーを完成させようとしつつも、別に誰かに食べてもらうつもりもない個人的な趣味。スパイスに拘るよりも創味シャンタンのが重要だったとなるとちょっとした脱力感があるけれど、ベースがしっかりとしているからこそ冒険ができる。料理下手なのに勝手なアレンジしたくなってしまう病気なので、最終的には辻褄があって美味しく食べられる安心感が心地よい。

 ワカモレは材料も作り方も野菜スムージーに塩気や香辛料を足しただけだし、レモン汁を入れないで炒めてから出汁とガラムマサラを入れればスパイスカレーにもなる。ベースに強度があるからこそ材料やスパイスのアレンジがほどよく効いてくる構造もそれぞれの料理に似ている。

 ポトフにも豚汁にもミネストローネにもなれるイーブイ料理があるけれど、ワカモレも野菜スムージーやスパイスカレーと共通の祖先を持った進化系のひとつという感じがする。ここまでを精度よくできたらあとはちょっとしたアレンジでバリエーションが増やせる。

 タコスについても具やソースの材料と調理方法に少し気をつかえばボディビルダー食そのものにできるし、その逆にも進化できるイーブイ料理だ。ここまで書いてサブウェイを想起したが、サブウェイこそ低カロリーなイーブイ料理だろう。

 タコスはパンよりも薄いトルティーヤを使うことでさらに低カロリーにできる。家なら薄くしてこぼれても大丈夫というのも進化系統のひとつか。そんなことはどうでも良いのだけど、ワカモレをミキサーで作ると美味くてジャンク感があるのに栄養価的には健康そのものの食事になるのでおすすめ。