限定屋のエナジーカリー
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グンマー帝国のウェルカムダンスから始まる大宮日帰り旅行。昼食を食べに限定屋に向かう。
大宮駅から徒歩20分の辺鄙な場所にある。デリバリーでの利用が多いみたいだけど店内も綺麗。「エナジーカリー」が看板メニューのカレー屋さん。
大人の火遊び 燻製カリー。カレーではなくカリー。
色々なカリーがあるからダブルカリーセットが安定
いちおしのエナジーカリーや燻製カリー。牛タン100%のキーマカリーにも惹かれる。
迷うぐらいならダブルカリーセット(880円)やトリプルカリーセット(980円)で複数のカリーを贅沢に愉しむのがよいだろう。甘口から激辛まで辛さの調整は無料。今回は辛口の燻製カリーと牛タンキーマカリーを注文。
身体からエナジーが溢れるカリー
見た目にも美味しいカレー。ピクルスや燻製玉子も美味しい。燻製カレーはすりおろし野菜たっぷりのエナジーカリーを燻製しており、深いコクと野菜の甘味がある。「エナジー」といったら豚バラ肉やガーリックっぽさを想像しがちだけど、玉ねぎ中心の優しい味の後かからじんわり効いてくる辛味があって、身体からエナジーが溢れてぽかぽかしてくる感じが心地よい。
この歳になるとガーリック中心のガッツリメニューはむしろ疲れてしまうわけで、身体にとって大切なものをちゃんと突き詰めたカレーであるような気がする。幸福を感じるための「セロトニン」の95%は腸から分泌されると言われており、カレーによる腸への刺激が幸福感に繋がるということが明らかになっているらしい。日本を印度にしてしまえ。
燻製醤油で味にぐっと深みがでる
牛タンキーマカリーにはうずらの玉子が付いていて燻製醤油の「Kemuri」を薦められる。カレーにソースをかけたり、麺つゆでといてカレーうどんにするのは好きだけど、醤油をかけることは少ないし、ソースをかけることすら良しとしない店が多いなかでは不思議な感覚。
TKG感覚で玉子に燻製醤油をかけてたべると、ちょっとやばいうまさ。醤油の塩気とカレーのスパイスと燻製のコクと大豆のグルタミン酸にミンチにされた牛タンのイノシン酸が複雑に絡みあう。燻製エナジーカリーにも燻製醤油をかけてみると、ただでさえ深いコクにもう一段階深みが出るし、端的にいえばご飯が止まらなくなる。汗をかきつつ、美味いカレーで胃腸が満たされる幸福感。あぁー、セロトニンでてるなーなどと思いながら次の目的地にむかう。