太陽がまぶしかったから

C'etait a cause du soleil.

無限コンテニュー可能な家庭用ネット対戦ゲームの意外な障壁に助けられる

Dead by Daylight【公式日本版】 - PS4 【CEROレーティング「Z」】

Go To マクミランエステー

 世間的には旅行に行くべきではない、いやここ旅行をしないと雇用不安があるといった議論になっているのだけど、現実の自分はひたすら『Dead by Daylight』をしている。Go To マクミランエステートキャンペーンだ。

 つまり生存者の側から見れば殺人者が圧倒的に有利なように思えるけれども意外にそうではないし、むしろ上手い人に介助してもらえない殺人者のが難しいまである。自分が殺人者の時にされて嫌なことを生存者の時にやるようになると初心者脱出だろう。

 ちょうど1ヶ月ぐらい。生存者はサバイバーで「鯖」、殺人鬼は「鬼」と呼ばれているなんてのも知った。鯖も鬼もバランスよく育ってきてはいるからこそ、この構成にこれが組み合わさればみたいな話が出てきて無限に試合をしながら自分とゲームに経験値をためている。ボイスチャットをしながらのマルチプレイも楽しい。

ゲームセンターではお金の問題のが大きかった

 この手の成長型通信対戦ゲームで思い出すのはアーケードゲーム三国志大戦だ。複数のカードを盤面に置いて操作する斬新なUIと三国志の逸話を再現するような計略や能力を組み合わせて闘うのが面白くてハマっていた。

 このゲームは初回プレイで300円、勝利をしたら200円でコンテニューができ、さらに勝利をすると100円になって以降は勝敗に関わらずコンテニュー不可となる。負けたらまた300円からだ。1プレイ10分ぐらいなので1時間で6ゲームやるとして負け続けたら1800円、勝ち続けていたら1200円という格差。

 ゲームプレイごとにカードが排出されたりアイテムがもらえたりするので、負ければ負けるほど同じ金額ではカードや強化アイテムが揃わなくなるし練習時間も不足するという鬼畜仕様。21世期の資本主義だ。

 もちろん強いレアカードは高値で取引されていたし、時間の問題よりもお金の問題で「来月まで休むか」という障壁が出てくる闇のゲームだったのだけど、時間的な損失がそれによって最低限になっていた側面もある。

家庭用ネットゲームの意外な障壁に助けられる

 そんなアーケードゲームと比較すると、家庭用のネット対戦ゲームには障壁がなさすぎる。都度の課金はもちろんとして、時間回復のスタミナ石が必要になったりもしない。『Dead by Daylight』には追加キャラクターやコスチュームの有料DLCはあるもののいわゆるガチャがある訳でもない。

 無料コンテニューを繰り返した分だけ自分にもキャラクターにも経験値が溜まっていくともなれば自分の時間と気力ばかりが障壁になって週末の度に徹夜したくもなってくるのだけど、夜中になるほどマッチングしなくなったり、酷いランク差の対戦になって事実上対戦プレイができなくなるという絶対的な障壁がある。5人は集まらないのだ。

 もっと人気があったり、海外や他プラットフォームとも接続していたりすると違ってくるのだろうけれど、現在の『Dead by Daylight』は深夜に過疎状態になるという障壁によって健康面を助けられている。それが良いことなのかは分からないけれど、対戦相手あってのゲームなのだし、煽ってくる鬼にも鯖にもまずは感謝したい。