最近聴いているのはfox capture planのアルバム
ここのところで、よく聴いているのは、fox capture planというジャズロックバンドの曲。ピアノ・ベース・ドラムのみで構成されるバンドでギターやボーカルはない。「現代版ジャズロック」を冠して活動しており、第6回「CDショップ大賞2014」のジャズ部門賞や「JAZZ JAPAN AWARD 2013 アルバム・オブ・ザ・イヤーニュー・スター部門」を受賞している。
ジャズ・ロックと言われれば確かにそうであるが、fox capture planのアルバムを通して聴いているとシューティングゲームのサントラを聴いているような気分になる。代表曲を初めて聴いたときにも『サイヴァリアⅡ』の音楽を想起した。
もちろん全然違う曲なのだけど、「こういう感じの音楽」を探し求めていたので嬉しい。疾走感のあるピアノとドラムが合わさる快感にアガる。
自分のなかでジャンル名が分からないけど好きな音楽
悪友や恋人になりそうだった人々と、ほんの少しだけ似ていながらも、似ていない部分が沢山あるからこそウマが合い、助け合えていたのに、自身に厳密に似ている「裕子」に溺れていく。ヴァンゲリスが奏でるブレードランナーのサントラはレイチェルを想起させる。
『記憶の果て』を読んだ影響からかブレードランナーのサントラもよく聴くようになった。この曲もシューティングゲームのサントラっぽいと思うのだけど、ジャズロックかと言えば違うだろう。ジャンルを問わずにシューティングゲームのサントラみたいな音楽が好きだということなのかもしれない。
『ゼビウス』『アーガス』『グラディウス』『ダライアス』他にも沢山。思い起こせばシューティングそのものが好きなんじゃなくて、シューティングゲームの音楽が好きだった。
レトロシューティングゲームや東方シリーズのアレンジサントラは同人CD界隈の一角を抑えているし、ゲームミュージッククラブイベントも開催されているのだけど、新しい「この感じ」も欲しい。ともかく、僕はシューティングゲームのサントラみたいな曲を探し続けていて、fox capture planのようなバンドを見つけると嬉しくなる。