超美味いおススメカレーベスト10をランキング形式で紹介
超美味いおススメカレーベスト10をランキング形式で紹介。あくまで僕個人が食べた店の中からのランキングなので、普遍的なものではないのだけど、心からオススメできる店とメニューを選んだつもり。前置きはさておいて、10位からいってみよう。
10位 CoCo壱番屋「蒸し鶏と根菜の和風カレー」
根菜の和風カレーは蒸し鶏と里いも、れんこん、人参、ごぼう、厚揚げ、こんにゃくなどが入っており、鰹だしが効いている。蕎麦屋のカレーというか、和食屋のカレーと言うか。個人的には魚肉ソーセージも入っていて欲しい。
良くも悪くもココイチは欠かせない。コスパが悪いってわかっているのにココイチ禁断症状に襲われる。季節メニューの蒸し鶏と根菜の和風カレーhは厚揚げや鰹だしが美味い。キャベツメンチをつけたら税抜1100円のブルジョア飯なのに、芳醇ソースやトビからスパイスなどジャンクなあじわいにするための道具が揃っているのが罪深い。
9位 初代「クリームカレーうどん」
Google Mapには「初代クリームうどん」とあるし「酒彩蕎麦初代」という店名を知らなければ、「元祖クリームうどん」や「本家クリームうどん」があるんじゃないかと思うだろう。Google Map上の店名に名物料理を含めるのはちょっとしたGMO(Google Map Optimization)にもなるのか。
カレーうどん部門1位。いつからカレーライスベスト10だと錯覚していた? 真っ白なクリームの正体はじゃがいもマッシュポテトに生クリームを加えたムース。見た目のインパクトもさることながら牛肉たっぷりで力強いカレーとエッジのたったうどんがベストマッチ。
8位 コロンボ「ハンバーグマサラカレー」
カレーの見た目もいかにもな日本風なのだけど、ひとくち食べてみると本格的なマサラにしびれる。ハンバーグカレーと言えば「カレーの王子様」を思い出してしまうのだけど、大人になってから本格的な味付けで食べるのは新鮮だった。スパイスはインドから取り寄せたものを注文を受けてから炒めているという。燃える辛さがオレをハイにするぜ。「コロンボ」は恐らく刑事コロンボじゃなくてコロンボ粉からきているものと思われる。
本格的なマサラと日本風カレーが組み合わせって独特な「インド風カレー」を形成している。一口食べれば汗が吹き出すのにスプーンがとめられない。
7位 ヒマラヤカレー「チキンマサラ」
ルーの中にはぶつぎりのチキンがゴロゴロ入っている。カレーだけで食べていたら面白いぐらいに汗が吹き出した。最近あまり運動をしていなかったので、こうやって汗をかくのも久しぶりで気持ちが良いし、身体のなかの老廃物がデトックスされていくような気分になる。喉を鳴らしながら水を飲み干して立ち上がる。暑い国のスパイスを摂取して暑い夏に負けないようにしたい。
今年食べたなかでは最も体感辛さが大きかったカレー。単体でみればそこまで無茶苦茶に辛いわけではないのだけど、ナンが小さいのと真夏日に食べたことも手伝ってか、北極を食べた時よりも大量の汗をかいた。身体に良いのか微妙だけどしゃっきりとはする。
6位 博多満月「BIGチキンカツとカレー食べ放題」
博多満月は500円のメインおかずを注文すると、食べ放題メニューを好きにとってきてよくなる朝食バイキング方式なので、ご飯やカレーで即座にお腹を満たせる。BIGカツレツを持て余したらカレーでもライスでもマカロニサラダでもおかわり自由だ。なんなら、うどんもあるし、毒ガス訓練もはじまらない。
たった500円で食べきれない程に大きいチキンカツがでてきて、カレーライスとサラダが食べ放題になる。無限チキンカツカレーが500円で食べられるという革命の前ではすべてが色褪せてしまう。
5位 ラクシュミー「ランチダブルカレーセット」
ラクシュミーのランチダブルカレーセットは好きなカレー2種、ナン or ライス、サラダ、飲み物とついて1080円
土曜日でもランチをやっているのが嬉しい本格的なインドカレー屋。特にキーマカレーが美味い。今年は特にインド料理屋によく行った気がする。
4位 コロンブス「ベーコンエッグキャベツピーマンなすカレー」
ベーコンエッグキャベツナスピーマンカレーは、その名の通り、ベーコン、スクランブルエッグ、キャベツ、ナス、ピーマンを入れたカレー。イタリアントマト以外の全ての野菜が国産で、現在となっては高価な国産ニンニクを使用しているそう。
基本的にはスープカレーに属するのだけど具だくさん過ぎて「ざる蕎麦食べ」が不能なのでご飯にかけざるをえない。シャバシャバカレーを吸ったカレーと大量に入った野菜のシャキシャキ感が合わさって唯一無二の味わい。野菜とスパイスの力で身体が生き返ってくるイメージ。
3位 ボンディ「ビーフカレー」
ごはんにかけると煮こまれた牛肉の大きさに改めて驚く。濃厚な出汁の旨みにフルーツの甘みと辛口スパイスが交じり合って深みのある味わい。それを受け止めるホロホロに煮こまれた牛肉とチーズごはん。ボンディは欧風カレーの完成系のひとつだよなぁ。
神保町とイコールで結ばれる欧風カレー屋。「ご馳走」を食べているという感覚に満たされる。
2位 限定屋「燻製エナジーカリー&牛タンキーマカリー」
TKG感覚で玉子に燻製醤油をかけてたべると、ちょっとやばいうまさ。醤油の塩気とカレーのスパイスと燻製のコクと大豆のグルタミン酸にミンチにされた牛タンのイノシン酸が複雑に絡みあう。燻製エナジーカリーにも燻製醤油をかけてみると、ただでさえ深いコクにもう一段階深みが出るし、端的にいえばご飯が止まらなくなる。汗をかきつつ、美味いカレーで胃腸が満たされる幸福感。あぁー、セロトニンでてるなーなどと思いながら次の目的地にむかう。
エナジーカレーというと豚バラ肉やガーリックっぽさを想像しがちだけど、実際にはすりおろし野菜がたっぷりの優しい味。燻製されてコクが深いカレー自体も美味しいのだけど燻製醤油と合わさった時の中毒性がおかしい。カレーにはソース? 醤油? いや燻製醤油!
1位 カレーハウスアサノ「リッチなカツカレー」
玉ねぎのソテーに10時間、ブイヨンに10時間、さらに煮込み、寝かしと合計4〜5日間もかけて作るというスパイシーなサラサラカレー。具には高座豚の角煮や大きめの野菜がごろごろと入っている。汗が噴き出るほどのスパイスと、それに負けない豚肉の甘みや揚げたてのカツが合わさってバクバクと食べてしまう。付け合せのぬか漬けも美味い。
カレーハウスアサノが圧倒的1位。カツもカレーも最強なのだからどうしようもないね。旨みが詰まったトンカツと濃厚なブイヨンと本格的なスパイスが合わさり、ぬか漬けという箸休めまである。町田に行く用事なんて殆んどないのだけど、アサノのためだけにも行く価値がある。